タレントでノウタス取締役を務める村上信五と、九州大学熱帯農学研究センター 松元賢教授の出会いがきっかけの一つとなった。
松元教授の協力のもと、樫田の農園の土壌微生物解析を行い、「トリコデルマ菌」の存在を確認。トリコデルマ菌は、土の中に存在する有用な菌類の一種で、植物の根のまわりで働き、生育を支え、病気に負けにくい環境づくりに関わる可能性がある。
ノウタスは、このトリコデルマ菌を培養し、その菌を接種したぶどうの苗木を、ノウタス高槻農園で植え付け、松元教授の知見を受けながら、苗木がどのように根を張り、枝を伸ばし、樹として育っていくのかを、実際の農園で一つひとつ確かめていく。
将来的に、樫田を、ぶどうの栽培地としてだけでなく、人が訪れ、学び、関わり、応援したくなる場所にしていくこと。そして将来的には、高槻の農業、観光、教育、研究、地域交流にもつながる地域ブランドへと育てていくことを目指す。
■九州大学熱帯農学研究センター 松元賢教授 コメント
今回の取り組みは、地域の土壌が本来持っている微生物資源に着目し、その農業利用の可能性を実際の圃場で検証する重要な試みです。
トリコデルマ菌は世界的にも植物との有益な相互作用が注目されている微生物ですが、その効果は土壌環境や栽培条件によって異なります。今回、樫田地区の土壌から分離したトリコデルマ菌を用いてブドウ苗木の定植試験を行うことで、地域固有の微生物資源がブドウ栽培にどのように関与するのかを明らかにしたいと考えています。
本実証を通じて、土壌微生物の力を活かした持続的な農業技術の構築と、樫田地域における新たな農業価値の創出につながることを期待しています。
■ノウタス株式会社 代表取締役会長 高橋明久(※高=はしごだか)コメント
樫田でぶどう栽培に取り組むなかで、私たちはずっと「この場所には、ぶどうを育てる力があるのではないか」と感じてきました。
今回、九州大学熱帯農学研究センター 松元賢教授のご協力によって、樫田の土壌にぶどう栽培を支える可能性のある微生物群が確認されたことは、その感覚を科学的に検証していく大きな一歩だと考えています。
今回の取り組みをきっかけに、樫田のぶどう栽培をさらに盛り上げ、将来的には「樫田のぶどう」として多くの方に知っていただける高槻の地域ブランドに育てていきたいと考えています。

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