米澤穂信氏の同名小説を原作とする同作品は、黒沢清監督が初めて時代劇に挑んだ戦国系心理ミステリー。密室と化した“黒牢城”を舞台に、城主・荒木村重(本木)とその妻・千代保(吉高由里子)、地下牢に囚われた天才軍師・黒田官兵衛(菅田将暉)らを取り巻く、さまざまな登場人物たちの思惑が飛び交う。
今回解禁された映像は、映画タイトル『黒牢城(こくろうじょう)』にちなみ596秒(9分56秒)の大ボリューム。本木が「“戦国系心理ミステリー”という新しい映画のジャンルが生まれた」と語る場面から始まり、豪華キャスト陣のクランクインの様子や、数々の名作を生んだ時代劇の本場・京都太秦の松竹京都撮影所、姫路城、明石城、篠山城、伊賀上野城、彦根城など、国宝や重要文化財に指定される多くの歴史的建造物を巡る、大規模ロケの模様がたっぷりと収録されている。
また、黒沢監督率いる“黒沢組”の精鋭スタッフたちがこだわり抜いた密室での撮影の裏側、カンヌ国際映画祭でも話題となった本木と宮舘涼太による弓の稽古、本物の土を敷き詰めた「地下牢」のセットで撮影された、荒木村重と黒田官兵衛の一触即発の対峙シーンの裏側まで、余すことなく映し出されている。
あわせて公開されたメイキング写真では、劇中で凄まじい心理戦を繰り広げた本木と菅田が黒沢監督を挟んで笑顔を見せる姿や、孤立無援の村重を支え続けた妻・千代保役の吉高が、監督から花束を受け取り満面の笑みを咲かせた様子などが捉えられている。
鋭い視線と凛としたたたずまいで「荒木村重」という人物を生き抜いた本木。青木崇高、宮舘、柄本佑、オダギリジョーら村重に仕えるクセ者ばかりの家臣たちとの充実した撮影の日々が感じられる写真からは、一同が駆け抜けた激動の撮影期間が凝縮されている。
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