日本サッカーが、初めて世界への扉を開いた「ジョホールバルの歓喜」。
本作のモデルは、1997年、FIFAワールドカップ最終予選プレーオフのイラン戦で決勝Vゴールを決め、日本を初めてのW杯出場に導いた岡野雅行。1994年、日本大学を中退して浦和レッズに入団。髪を振り乱しながら規格外のスピードで駆け回る特異なキャラクター性から、「野人」のニックネームで親しまれました。破天荒で、天然で、ポンコツ。だけど、仲間のため、勝利のためには、誰よりも熱く、誰よりも走り続けた男。それが野人・岡野となる。
本作で岡野雅行役として主演するのは水上となる。司会を務めた岡野と親交の深い鈴木啓太から「なんで岡野さんの役を引き受けたんですか?」と質問され、水上は「似てますよね?似てると僕は思っています」とにっこり。一方、岡野は「イケメンすぎるんですよ!申し訳ない思いがすごくあります」と恐縮しきりだった。
「ジョホールバルの歓喜」当時を振り返った岡野は、岡田武史監督が「よく使ったなと思う。本人は本当にやめてほしかった」と苦笑い。入れても入れられても終わりのVゴール制の延長戦。中田英寿の「足が速いヤツがいたら」という助言により、岡野はピッチに立つことになった。
ただ、決定機を外しまくり「本当に地獄でした」と岡野は回顧していた。最後に岡野は「私も(映画化は)びっくりしています。大丈夫かなと本当に思っています。
さらに父は元サッカー日本代表の三浦知良である三浦獠太が高校時代の仲間の西村敏郎役で、弟はサッカー日本代表の三笘薫である結木滉星がライバル校のエース役である藤島茂生役で参加。また、荒井信雄スカウト役で矢部浩之(ナインティナイン)が、日本代表の岡田武史監督役で矢野昌幸が出演する。監督・脚本・プロデューサーは豪田トモ氏が、サッカー監修は鈴木良介氏が務める。公益財団法人日本サッカー協会(JFA)、公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)が後援する。
会見には、池田、矢野、豪田監督も参加した。
また、「サッカー映画を一緒につくろう!」プロジェクトも始動する。劇中でゴール前の大チャンスで決めきれない岡野をテレビでヤジるシーンについて、“テレビを見る人役”の岡野と一緒にヤジる権利が予定されているクラウドファンディングが10月ごろ開催されるという。
■あらすじ
「諦めなかったら、いつかボールは転がってくる」。勉強もサッカーもパッとしない「ポンコツ」少年・岡野雅行の夢は、サッカー選手になること。
進学先もなく、地方の全寮制高校に入学したが、そこは、サッカー部がないどころか、全国からひと癖もふた癖もある落ちこぼれが集まる学校だった!彼を待ち受けていたのは先輩や教師からの理不尽な「洗礼」の日々。
それでも夢を諦めきれない岡野は、相棒・永井隆一と共に、ゼロからサッカー部を結成する。しかし、集まったのは、ボールより人を蹴ってきたようなヤンキーたちばかり。
度重なる大敗、挫折、周囲からの嘲笑、仲間との衝突、父とのすれ違い…。それでも走り続けた岡野たちの前に、やがて思いもよらない景色が広がり始める。
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