EBiDAN(恵比寿学園男子部)から誕生した8人組ボーカルダンスグループ・iiONDO(イイオンド)のリーダー・三村航輝が、映画『ようこそ、ひまわりへ』(2027年公開)の主演を務めることが8月31日、発表された。三村は本作で映画デビューと初主演を飾り、笑顔を失った母を気遣いながら生きる“母親思いの少年”を繊細に演じる。


 本作では、日本ではまだ広く知られていない「こどもホスピス」を舞台に、愛する人の病や死と向き合いながら、それでも前を向いて生きようとする人々の姿を描く。

 幼いころに双子の姉を病で亡くした主人公・吉村健太は、その記憶を無意識に封印し、言葉少なで笑顔も少ない高校生となった。姉の死をきっかけに笑顔を失った母と2人で暮らし、母を「笑顔にしたい」と願いつつも、その糸口を見つけられずにいる。

 そんなある日、健太は親友に誘われ、携わることになった「こどもホスピス」のボランティアを通して、命の尊さと本当の笑顔の意味を知っていく。やがて、母が笑顔を失うきっかけとなった双子の姉・萌子の死に向き合い、傷ついた家族の絆と笑顔を取り戻していく。

 健太を中心に、愛する人の病や死、それぞれの“生”と向き合う登場人物たちの物語が交差する本作。悲しみを抱えながらも、誰かと出会い、支え合うことで少しずつ前を向いていく人々を通して、命の尊さと人と人とのつながりを描く。

 主人公・健太を演じる三村は、心の防衛本能から姉の死の記憶を封印し、笑顔を失った母を思いやりながら生きる青年の繊細な心情を、持ち前の透明感とみずみずしい感性で表現している。

 ボランティア部員で、献身的に病気の妹の面倒を見る田中美帆役には、NHKドラマ『悪魔の手毬唄』で初のドラマ出演を果たした湊美咲が、映画初出演で初ヒロインに抜てき。責任感が強く、妹思いの美帆をいきいきと熱演している。

 健太の母は、映画『神さま待って!お花が咲くから』での母役も印象的だった渡辺梓が演じる。それぞれの過去を抱えながら、こどもホスピス「ひまわり」で働くメインスタッフ役を三倉茉奈、理事長役を高島礼子が好演。
健太が通う高校の教師で、ボランティア部の顧問を、自身もがんで妻に先立たれた経験を持つ小宮孝泰が演じる。また、風間トオルが特別出演し、健太の父役を務める。

 「こどもホスピスの存在を広く伝え、支援の輪を広げたい」とメガホンを取ったのは、本作が長編映画監督デビュー作となる、とめぞう氏。小児がんと戦う少女の生きざまを明るく元気に描き、話題となった映画『神さま待って!お花が咲くから』(2024年公開)に続き、本作でも企画・プロデュースを務めた。関係者の話を基に、深みのあるオリジナル作品を創り上げた。

【コメント全文】
■三村航輝(吉村健太役)
この度、『ようこそ、ひまわりへ』で主人公の吉村健太役を演じさせていただきました。撮影では、監督や共演者の皆さんからたくさんのアドバイスをいただきながら、役と向き合い続けました。初めて経験することばかりで、不安や緊張もありましたが、この作品を通してたくさんのことを学ばせていただきました。

この作品を観てくださった皆さんに、「頑張ろう」と前向きな気持ちになってもらえたり、心が温かくなるような時間を届けられたらうれしいです。僕にとって初めての映画であり、初主演という大切な作品です。たくさんの方に観ていただけたらうれしいです!ぜひ『ようこそ、ひまわりへ』の公開をお楽しみに!!

■とめぞう監督
こどもホスピスを知ってから、たくさんの悲しみ、悔しさ、涙と出会いました。でも、それ以上に出会ったのは、笑顔でした。
優しさでした。喜びでした。こんなにも一日一日を大切に生き、こんなにも誰かを想い、笑い合っている人たちがいる。その姿に触れたとき、「絶対に映画にしたい。多くの人に知ってもらいたい」と心が突き動かされました。命は永遠じゃない。だからこそ、今、そばにいる人を大切にしてほしい。もっと笑ってほしい。もっと優しくなってほしい。この想いに応えてくれたすばらしいスタッフ、キャストと、何度も意見やアイデアをぶつけ合い、全員の想いをこの1本に込めました。

映画1本で世界は変えられないかもしれない。それでも、人の心は動かせる。
その心が誰かを想う一歩につながる。そんな作品です。楽しみにしていてください。
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