朝の玄関が戦場…を解決 マステで作る「子どもの定位置」が大活...の画像はこちら >>


 「急いでいる朝に限って、きょうだいが玄関の真ん中を取り合って靴を履けない」「いくら注意しても詰めて座ってくれない」といった、出がけの玄関トラブルに頭を抱える子育て世帯は少なくないのではないでしょうか。


 そんな毎朝のストレスを、身近なアイテムだけで一気に解消したライフハックがSNS上で大きな話題を集めています。投稿したのは、2人のお子さんを育てるXユーザー・みーさん。マスキングテープとカラーシールを使い、玄関にそれぞれの「専用スペース」を視覚的に設けるというアイデアです。


■ 言葉で伝わらないなら「見て分かる」形に

 みーさんによると、これまでは小学4年生の娘さんが朝、玄関の真ん中に座り込み、ゆっくりと靴を履くため、小学1年生の息子さんがスペースに入れず靴を履けない状態が続いていたといいます。


 「詰めて」「邪魔だよ」と言葉で注意しても娘さんにはうまく伝わらず、お互いにストレスを感じて一度は叱ってしまったこともあったそうです。


 そこで送り出した後に反省し、「意地悪や反抗ではなく、どう動けばいいのか本当に分からないだけなのでは……?」と考えたみーさん。


 耳からの言葉ではなく、パッと見て直感的に理解できるよう玄関の床をゾーニングすることにしました。


 上がり框(あがりかまち)の床面にはマスキングテープで四角い座る枠を2つ作り、たたき側には100円ショップのカラーシールを靴の形に切り抜いてペタッ。


 すると効果はてきめんで、それまで真ん中を陣取っていた娘さんが最初から端に座るようになり、さらに「靴を揃えて」と言わなくても自ら進んで枠内に揃えて置くようになったといいます。


朝の玄関が戦場…を解決 マステで作る「子どもの定位置」が大活躍
朝の玄関が戦場…を解決 マステで作る「子どもの定位置」が大活躍

■ 「低コストで雑に試す」のが実行のコツ

 この素晴らしいアイデアですが、みーさんは「最初から緻密にやると、効果がなかった時にイラッとしてしまうので、修正前提でとりあえずお金も時間もかけずに雑にやってみる」のが自分に合っていると語ります。


 凝った市販品を最初から用意するのではなく、家にあるものや100円ショップの材料で「とりあえず試作」のつもりで実践したことが、かえって心の余裕に繋がったようです。


 この変化を見たお子さんたちも「なにこれおもしろい!」「わかりやすい!」と大喜び。みーさん自身も「朝は本当に忙しいので、一度貼ればあとは何もしなくて良いのが楽ですね。笑顔でいってらっしゃいができるようになったのが嬉しいです」と、確かな効果を実感しています。

■ 真似したい方へのアドバイス

 同じ悩みを抱え、自宅でも試してみたい方に向けて、みーさんはまず、マスキングテープなど跡が残りにくいもので試作することを勧めています。子どもの反応や効果を見ながら、必要に応じて市販の専用シールなどに張り替えるとよいそうです。


 また、たたきに貼るシールの素材がツルツルしていると、雨の日に靴の裏が濡れていた際、滑って転んでしまう危険があるとのこと。ちなみに今回みーさんが使用したカラーテープは水分や時間で定着してしまい、剥がしづらかったそうなので、素材選びには十分注意してほしいとのことです。


 快適さを体感した子どもたちは、目印がなくなっても自然と靴を揃えたり詰めて座ったりが習慣化していくもの。言葉での注意に限界を感じたら、大人も子どもも朝を笑顔で迎えるための知恵として、まずは身近なテープから試してみてはいかがでしょうか。

<記事化協力>
みーさん(@mii8823)


(山口弘剛)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛‌ | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2026062602.html
編集部おすすめ