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 事前の告知なしに秋葉原で行われた「ティッシュ配布」を皮切りに、ネット上を騒がせていた不気味なゲームの正体が、ついに明らかになりました。


 個人ゲーム開発者の藤本薪氏は、ブラウザ向け謎解きサスペンスアドベンチャーゲーム「Burnable Hearts!(バーナブル・ハーツ!)」を正式に公開。

SNS上の口コミで拡散を遂げ、公開直後からすでに4000人以上のプレイヤーがその謎に巻き込まれています。


■ 「これは古いゲームである」という前提から始まる、メタ構造のファウンドフッテージ・ホラー

 本作は、インターネットの海の底に沈んでいた「2004年の未完成の美少女アドベンチャーゲーム」のデータを、プレイヤーがブラウザを通じてサルベージし、覗き見るところから始まります。


 従来のARG(代替現実ゲーム)が「これはゲームではない(This is not a game)」と現実の出来事であるかのように装うのに対し、本作は「これは古いゲームである」という明確な前提を提示しているのが特徴です。


 画面の向こうにいるツインテールのヒロイン「姫華(ひめか)」とチャット機能を通じて会話を重ねていくうちに、プレイヤーはかつてこのゲームを遊んでいた“ある男”の私的な痕跡へと触れていくことになります。


「2004年の攻略Wiki」「隠しBBS」を探索…エモくて不気味なメタホラー「Burnable Hearts!」が狂ってる
Burnable Hearts!


 どこか懐かしさを覚える2000年代風のシステムそのものが、ゲームを進めるにつれて徐々に別の「何か」へと歪んでいく奇妙な違和感。ただのレトロな美少女ゲームを遊んでいたはずのプレイヤーが、いつの間にかフィクションと現実の境界線の向こう側に引きずり込まれていくような、メタ構造を用いた新しいファウンドフッテージ・ホラーを体験できます。


「2004年の攻略Wiki」「隠しBBS」を探索…エモくて不気味なメタホラー「Burnable Hearts!」が狂ってる
Burnable Hearts!

■ 没入感を高めるブラウザ探索 プレイヤー同士の情報交換も活発化

 本作の核心には、当時のテクノロジーではあり得ないはずの“いびつな謎”がいくつも隠されています。


 アプリのインストールなどは一切不要となっており、配布されたURLにアクセスするだけでプレイが可能です。作中では、当時の攻略Wikiや個人のBBS、パスワードで保護されたファイル群など、ネットの深淵を実際にブラウザで渡り歩くリアルな没入感を味わうことができます。


「2004年の攻略Wiki」「隠しBBS」を探索…エモくて不気味なメタホラー「Burnable Hearts!」が狂ってる
Burnable Hearts!


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Burnable Hearts!


 作中に散りばめられた不自然なバグやメタ的な謎解き要素を巡り、現在SNS上では「自分たちが一体何に巻き込まれているのか」を解き明かそうとするプレイヤー同士のリアルタイムな考察や情報交換が活発に行われており、話題が広がりつつあります。

■ 全編公開・収益化も完全解禁 実況配信による体験の拡張へ

 正式リリースに伴い、YouTubeやTwitchなどのプラットフォームにおける実況配信・動画投稿、および収益化が全面的に解禁されました。個別での許可申請は不要で、エンディングを含むすべての要素の配信が歓迎されています。配信者のリアルなリアクションと、それを見たリスナーがコメント欄で謎解きを支援する構造が噛み合うことで、さらなる体験の拡張が狙われています。


  プレイ料金は無料で、PC・スマートフォンの各種Webブラウザに対応。どこか見覚えがあるのに、何かが決定的に狂っているノスタルジー。

インターネットの過去の遺物を覗き見る覚悟がある方は、その深層へと足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。


「2004年の攻略Wiki」「隠しBBS」を探索…エモくて不気味なメタホラー「Burnable Hearts!」が狂ってる
Burnable Hearts!

■ 作品情報

・ゲームタイトル:Burnable Hearts!
・ジャンル:ブラウザ向け謎解きサスペンスアドベンチャー
・パブリッシャー:藤本薪
・開発元:藤本薪
・プラットフォーム:PC・スマートフォン
・リリース日:2026年7月14日
・価格:無料
・公式X:@fujiphone

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛‌ | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2026071504.html
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