「アカウントが停止される」X公式サポート装う詐欺DMに注意 ...の画像はこちら >>


 「あなたのアカウントが不正利用されています」「アカウントが停止される可能性があります」……そんなメッセージがXのDMに届いても、慌てて案内に従わないよう注意が必要です。


 X Corp. Japanは7月24日、Xの公式サポートを装い、利用者を外部のメッセージアプリへ誘導する詐欺が確認されているとして、注意を呼びかけました。


■ X公式サポートを装い外部アプリへ誘導

 Xの説明によると、この手口ではまず、Xのダイレクトメッセージ(DM)を通じて詐欺側が接触してきます。


 送信元の中には、X Corp. Japanの従業員の名前やプロフィール写真を無断で使用し、社員になりすました偽アカウントも存在するとのこと。


 メッセージでは、「アカウントが不正利用されている」「停止される可能性がある」などと伝え、利用者の不安をあおります。


 その上で、問題を解決するには「X公式サポート」への連絡が必要だとして、外部のメッセージアプリへ誘導。誘導先で、利用者のアカウント情報や金銭をだまし取ろうとするとのことです。


 手口の流れをまとめると、以下のようになります。


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【手口の流れ】


XのDMで「不正利用」「アカウント停止」などと不安をあおる

問題の解決には「X公式サポート」への連絡が必要だと説明する

外部のメッセージアプリへ誘導する

アカウント情報や金銭を要求する

利用者の情報や金銭をだまし取る


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 また、信用させるため、偽造したメールのスクリーンショットを見せたり、規約違反などを管理するチームが以前つかっていた「X Trust & Safety(信頼と安全)」という名称や、古いデザインを悪用したりするケースも確認されているとのこと。


 X Corp. Japanは、公式が外部のメッセージアプリを通じ、利用者へ個別にサポート連絡を行うことは「一切ない」と説明。不審なDMには返信せず、アカウントをブロック・報告するよう求めています。

■ 過去に確認された乗っ取り手口と酷似

 この注意喚起投稿のリプライ欄には、実際にDMを受け取ったとする利用者からの声も寄せられていました。


 内容を見ていくと、「Discordに誘導された」「X社員を名乗る人物から接触を受け、30万円を要求された」といった報告のほか、アカウントを乗っ取られたと訴える投稿も確認できます。


 こうした誘導先や要求金額といった具体的な点からは、昨年から確認されているXアカウントの乗っ取り詐欺との共通点が見えてきます。


 編集部では以前、被害に遭った2人の体験談を紹介しました。このケースではまず、すでに乗っ取られた相互フォローのアカウントからDMが届きます。


 DMの内容は、「クレジットカードの不正利用に遭った」「犯人があなたのXユーザー名とアイコンを使っていたので確認したい」「あなたを誤って通報してしまった」「解除するにはXサポートへの問い合わせが必要」といったもの。受け取った人の不安をあおり、Discordへ誘導します。


 誘導先では、「Xのサポート担当者」を名乗るアカウントが登場。「アカウントの凍結を防ぐため」などと説明し、登録メールアドレスを指定されたものに変更させ、アカウントを乗っ取ります。


 その後、「あなたのアカウントには問題がある」などと次々に理由をつけ、金銭を要求。最終的に要求された金額は、今回の報告と同じ30万円でした。


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【過去に確認された手口の流れ】


乗っ取られた相互フォローのアカウントから、「クレジットカードの不正利用に遭った」「誤ってあなたを通報した」などと不安をあおるDMが届く

問題の解決には「X公式サポート」への連絡が必要だと説明する

Discordへ誘導する

「Xのサポート担当者」を名乗る人物が、アカウントの凍結回避などを理由に登録メールアドレスの変更を指示する

アカウントを乗っ取る

さらに「アカウントに問題がある」などと理由をつけ、金銭を要求する


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 両者を比較すると、接触してくるアカウントや最初に示す理由こそ異なるものの、不安をあおって外部アプリへ誘導し、アカウント情報や金銭を狙うという大きな流れは共通しています。


 詐欺の現場では、入り口や見た目を少し変えながら、同じ手口が繰り返し使われることは珍しくありません。今後も文言や誘導方法を変え、別の形で現れる可能性は十分に考えられます。


 被害を避けるためには、過去に確認された手口を知っておくことも有効。加えて、自身のアカウントに問題があると思われる場合も、DMに記載されたリンクや連絡先は使わず、自分でXの公式ヘルプセンターを開いて確認することが重要です。

<参考・引用>
X Corp. Japan(@XcorpJP)


(宮崎美和子)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 宮崎美和子 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2026072705.html
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