18世紀フランス王妃として知られ、今なおファッションやデザインの世界に大きな影響を与え続けるマリー・アントワネット。その美意識と革新性に迫る展覧会「マリー・アントワネット・スタイル」 が、8月1日(土)から11月23日(月・祝)まで横浜市の横浜美術館で開催される。

ロンドンの世界的博物館であるヴィクトリア&アルバート博物館(V&A)が企画した世界巡回展で、日本では唯一の開催となる。

 今回の横浜展では、ロンドン会場の内容をアジア巡回向けに再編成したうえで、日本国内所蔵の関連作品約20点を追加。国際展ならではのスケール感と、日本独自の視点を融合させた展示が実現する。

 展示では、ドレスやジュエリー、家具調度品、絵画、版画、写真など約200点を通じて、アントワネットが築き上げた「スタイル」の魅力を多角的に紹介。18世紀後半の歴史的なファッションから2025年のオートクチュールまで、およそ250年にわたる影響の広がりをたどりながら、王妃がいかに時代のファッション・アイコンとなったのかを探る。

 王妃ゆかりの品々や、日本初公開となる作品も登場。また、文学や演劇、映画などで描かれてきたマリー・アントワネット像にも着目する。さらに、王妃の処刑に用いられたとされるギロチンやフランス革命に関する資料も紹介。激動の時代背景についても理解を深めることができる。

 会場では、展覧会をさらに楽しめる関連企画も展開。遮光・UVケアブランド「芦屋ロサブラン」とのコラボ日傘や、「メゾン ド フルール」の限定トートバッグ・ポーチ、フランスの紅茶ブランド「ニナス マリー・アントワネット」の特別仕様ティーセットなど、王妃の世界観を反映したオリジナルグッズを販売する。王妃のモノグラム「MA」をあしらったトートバッグやポーチ、出展作品をモチーフにしたアクセサリーや雑貨も並ぶ。

 また、ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテルでは、展覧会開催期間に合わせた特別コース「Petit Trianon ~マリー・アントワネットの追憶~」を提供。王妃が愛したとされるフランスやオーストリアの料理、18世紀宮廷料理を現代風に再構成したメニューが楽しめる。

 開幕日の8月1日(土)には、V&Aのシニア・キュレーター、サラ・グラントによる記念講演会(要事前申し込み)も同美術館内で開催する。他にもさまざまな関連企画を予定。詳細は横浜美術館ウェブサイト等で順次発表する。

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