Z世代の87%がSNSでは「見る専門」。思わず見る形式はストーリーズ・日常感62%、センスの条件は世界観の統一54%。
共感は「自分の体験に似ている」53%、エモさは学生時代へのノスタルジー52%。

Z世代向けクリエイティブカンパニーFiom合同会社(本社:東京都渋谷区、代表社員:竹下洋平)が運営する、Z世代当事者が実態や価値観を分析するシンクタンク「Z-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)」は、全国のZ世代(18歳~24歳)を対象に実施した「Z世代に刺さるクリエイティブについての意識調査」の結果を発表しました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/104461/93/104461-93-ce834d8cec4e969a0c701a6cebba156b-2400x1350.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


SNSを起点とした企業コミュニケーションが一般化する一方、「Z世代向け」を意識した表現が、かえって広告感や押しつけ感を生むケースも見られます。

今回の調査では、Z世代の87%がSNS上での行動を「見る専門」と回答。

投稿をスキップしたり興味を失ったりする理由では、77%が「宣伝・広告感が強い」、50%が「説教臭い・押しつけ感がある」を選びました。

一方、SNSで「刺さった」と感じる投稿の特徴は、「写真・映像が綺麗、世界観がある」が65%で最多。

「おもしろい・ツッコミたくなる」42%や「言葉が自分の感情に近い」31%を上回りました。

思わず見てしまう投稿形式では「ストーリーズ・日常感のある投稿」が62%。「センスがある」と感じる条件では、「世界観が統一されている」が54%で最多となっています。

今回の結果からは、Z世代が広告そのものを拒んでいるのではなく、企業側の伝えたいことが先行し、自分との接点を感じられない表現を瞬時に見抜いている実態が浮かび上がりました。

こうした背景を踏まえ、Z-SOZOKENは、Z世代がSNS上でどのような投稿に目を止め、共感し、保存・共有したくなるのか、その具体的な条件を明らかにするため、本調査を実施しました。

SNSの利用実態、閲覧行動、刺さる投稿、広告感、世界観、共感、保存・共有、エモさ、自己表現などを多角的に分析しています。

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「Z世代に刺さるクリエイティブについての意識調査」調査サマリー
・Z世代の87%がSNSでは「見る専門」。発信より閲覧が中心。
SNS上での行動タイプについて、87%が「見る専門」と回答しました。
「ストーリーズ中心」は23%、「いいね・保存派」は18%、「画像・映像を投稿する」は16%となっています。

・刺さるのは「面白さ」より世界観。65%が写真・映像の美しさを重視。
SNSで「刺さった」と思う投稿の特徴は、「写真・映像が綺麗、世界観がある」が65%で最多でした。
「おもしろい・ツッコミたくなる」42%、「言葉が自分の感情に近い」31%が続いています。

・Z世代の77%が「宣伝・広告感の強い投稿」をスキップ。
投稿をスキップしたり興味を失ったりする理由では、「宣伝・広告感が強い」が77%で最多となりました。
「説教臭い・押しつけ感がある」50%、「内容が分かりにくい」24%も上位に挙がっています。

・思わず見てしまうのは、作り込んだ広告より「日常感」62%。

思わず見てしまう投稿形式は、「ストーリーズ・日常感のある投稿」が62%で最多でした。
「音楽と映像が合うショート動画」37%、「スライド型の画像投稿」25%が続いています。

・「センスがある」の条件は、流行より一貫性。54%が世界観の統一を支持。
センスがあると感じる投稿に共通する要素は、「世界観が統一されている」が54%で最多でした。
「色づかい・フォントが好み」42%、「言葉の使い方」32%が続いています。

・共感の起点は「自分の体験に似ている」こと。53%が回答。
共感したと感じる投稿について、53%が「自分の体験に似ている」を選びました。
「感情を代弁してくれる」38%、「自分もこうなりたいと思える」27%が続いています。

・Z世代が「エモい」と感じるのは、学生時代へのノスタルジー52%。
エモいと感じる投稿の特徴は、「学生時代などへのノスタルジー」が52%で最多でした。

「静かな音楽と風景」46%、「モノローグや詩的な言葉」25%が続いています。

Z世代に刺さるクリエイティブの条件を深掘り
今回の調査結果から、Z世代がSNS上で反応するクリエイティブの条件を象徴するデータを抜粋して解説します。
Z世代の87%がSNSでは「見る専門」。サイレントオーディエンスが大多数。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/104461/93/104461-93-70fc23eaa823784bab411c9d7d8e4da0-2400x1350.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


SNS上での行動タイプについて、87%が「見る専門」と回答しました。
「ストーリーズ中心」は23%、「いいね・保存派」は18%となっています。
画像や映像を投稿する人は16%、コメントやDMで交流する人は2%にとどまりました。
目に見える反応が少なくても、投稿が見られていないとは限りません。
企業には、いいねやコメントだけでは測れない閲覧者の感情を捉える視点が必要です。

刺さるのは「面白さ」より世界観。65%が写真・映像の美しさを支持。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/104461/93/104461-93-e1d278b53e1e13b437263ceb1993b59a-2400x1350.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


刺さった投稿の特徴は、「写真・映像が綺麗、世界観がある」が65%で最多でした。

「おもしろい・ツッコミたくなる」は42%となっています。
「言葉が自分の感情に近い」は31%、「ストーリー構成が上手い」は17%でした。
一瞬で流れていくSNSでは、説明を読む前に視覚的な印象で選別されています。
単発の流行より、ブランドらしい世界観を継続して伝えることが重要です。

Z世代の77%が広告感の強い投稿をスキップ。押しつけ感も50%。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/104461/93/104461-93-2b544a4826fa82409070259a502ce9d3-2400x1350.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


投稿への興味を失う理由は、「宣伝・広告感が強い」が77%で最多でした。
「説教臭い・押しつけ感がある」も50%に上っています。
「内容が分かりにくい」は24%、「ありきたり・テンプレ感がある」は21%でした。
Z世代が避けているのは広告そのものではなく、企業の都合だけが前面に出る表現です。
売り込む前に、ユーザーの日常や感情との接点をつくることが必要です。

思わず見てしまうのは「ストーリーズ・日常感のある投稿」62%。

[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/104461/93/104461-93-0422715fa2dcca619a4f0ba226deb1a1-2400x1350.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


思わず見てしまう投稿形式は、「ストーリーズ・日常感のある投稿」が62%で最多でした。
「音楽と映像が合うショート動画」は37%となっています。
「スライド型の画像投稿」は25%、「縦スワイプ・4コマ形式」は14%でした。
完成された広告だけではなく、自然な日常や身近な場面が関心を集めています。
ブランドの完成形だけでなく、過程や舞台裏を見せることも有効です。

「センスがある」の条件は、流行より世界観の統一(54%)。
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/104461/93/104461-93-5ab7de695bbd6f2713eaaa85e25d60ef-2400x1350.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


センスがあると感じる条件は、「世界観が統一されている」が54%で最多でした。
「色づかい・フォントが好み」は42%となっています。
「言葉の使い方」は32%、「予想を裏切る構成」は23%でした。
センスは、一つの画像の美しさや流行への対応だけで決まるものではありません。
ビジュアル、言葉、余白、投稿全体の一貫性によって評価されています。

共感の起点は「自分の体験に似ている」こと。
53%が回答。
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/104461/93/104461-93-e384b2ba51685262161a6937b0cc9360-2400x1350.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


共感したと感じる投稿について、53%が「自分の体験に似ている」を選びました。
「感情を代弁してくれる」は38%となっています。
「自分もこうなりたいと思える」は27%、「自分にはない視点に気づかされる」は25%でした。
Z世代は、大きな物語より日常の小さな経験や感情に自分との接点を感じています。
企業発信にも、ターゲットの具体的な生活を理解した表現が求められます。

「エモい」の正体は懐かしさ。52%が学生時代へのノスタルジー。
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/104461/93/104461-93-b8f99f76ffe4744b3dc643b1291ccc90-2400x1350.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


エモいと感じる投稿の特徴は、「学生時代などへのノスタルジー」が52%で最多でした。
「静かな音楽と風景」は46%となっています。
「モノローグや詩的な言葉」は25%、「誰にも言えないような本音」は13%でした。
エモさは、暗い色調や静かな音楽を取り入れるだけでは生まれません。
見る人自身の記憶や感情を呼び起こす余白が、心を動かす要素になっています。


調査概要
調査名:Z世代に刺さるクリエイティブについての意識調査
調査対象:全国のZ世代(18歳~24歳)
調査期間:2025年7月~8月
分析・レポート作成期間:2025年9月~2026年8月
調査方法:インターネットを利用したアンケート調査
有効回答数:n=271
調査分析:Z-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)
運営:Fiom合同会社

利用条件
情報の出典元として「Fiom合同会社」及び「Z-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)」であることを明記いただきますようお願いいたします。

本調査レポート完全版を無料でダウンロード
今回ご紹介した内容は、調査レポートのほんの一部です。

レポート本編では、SNSの利用時間、閲覧・投稿行動、保存や共有の条件、広告感、共感、世界観、エモさ、自己表現などを分析しています。

Z世代向けのSNS運用、広告、ブランドコミュニケーション、クリエイティブ制作に活用できる示唆を収録しています。

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Z-SOZOKEN所長のコメント
◆竹下洋平(たけしたようへい)
Z-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)所長
Fiom合同会社CEO

2005年生まれ。2021年10月にFiom合同会社を設立。Z世代のクリエイターの創造性を最大化させるをミッションに、Z世代によるZ世代向けのコミュニケーションプロデュース事業、リサーチ&プランニング事業を展開している。上場企業から大企業、中小企業、ベンチャー、スタートアップ、行政や自治体と幅広い組織の支援実績を持つ。Z世代の創造性を活かし、Z世代向け広告コミュニケーションの上流設計から制作、運用までワンストップで実行支援する。


[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/104461/93/104461-93-d0d800d138a2c5561b6416efc748350b-1179x1160.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


今回の調査で最も象徴的だったのは、77%が宣伝・広告感の強い投稿を避けていることです。
一方、Z世代は日常的に長い時間をSNS上で過ごし、87%が「見る専門」と回答しています。
つまり、広告を見ていないのではなく、見る価値があるかを瞬時に選別しています。
Z世代が避けているのは広告そのものではなく、企業の都合だけが前に出た表現です。
刺さる投稿では、65%が写真や映像の美しさ、世界観を挙げました。
また、センスの条件では54%が世界観の統一を選んでいます。
一度の派手な表現より、ブランドらしい一貫性の積み重ねが評価されています。
共感の起点も、「自分の体験に似ている」が53%で最多でした。
企業が伝えたいことから始めるのではなく、生活者の感情と接続する場所から考える必要があります。
流行の言葉や形式だけを表面的にまねても、Z世代にはすぐに見抜かれます。
ビジュアル、言葉、音、余白までを一つの世界観として設計することが重要です。
「広告らしさを消す」とは、ブランドらしさを消すことではありません。
ブランドの価値と生活者の感情が自然につながる表現をつくることが、これからのクリエイティブに必要だと考えています。

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