なぜ経理のプロフェッショナルサービスを行う会社の創業者が「奨学金事業」を行う法人を立ち上げたのか。若い世代の『挑戦』に投資する理由

多様な分野で未来を切り拓く次世代人材を育成。
返還不要の給付型奨学金で若い世代の挑戦を支える理由と、2026年度・第2期募集への想い

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「日本の未来に対する課題意識」

 一般財団法人令和経理実務研究所は、経理業界の最前線で50年近く活躍してきた令和アカウンティング・ホールディングス株式会社の創業者によって設立されました。

 現在、経理業界はAIやクラウド会計システムの登場により、大きな転換期を迎えています。他業界と同様に人材不足が深刻化していますが、経理はどのような企業にとっても経営の根幹であり、切り離すことはできません。日々のルーティン業務はAIが代替できたとしても、経理の数値を読み解き、高度な経営戦略をAIが自律的に判断することは現時点では困難です。だからこそ、次世代を担う若手人材の育成が急務となっています。

 私たちが日々ビジネスの最前線で企業経営に寄り添う中で、強く感じていたことがあります。それは、「これからの日本社会を牽引するのは、高度な専門知識を持ち、自ら課題を見つけ果敢に挑戦できる若い人材である」ということです。

 優秀で高い志を持ちながらも、学費や生活費の捻出に追われ、研究や開発、起業といった「本当にやりたい挑戦」に十分な時間を割けない学生たちも数多く存在しています。

 「学生という貴重な時期に、資金や時間の心配をすることなく、自分の夢や研究に没頭してほしい。そして、その挑戦から得た知見や成果を、将来の社会に還元してほしい」

 この想いから、返還不要の「給付型奨学金」という形で学生の背中を押す決意をし、本財団および奨学金制度をスタートさせました。この奨学金に集う学生たちには、単なる資金提供にとどまらず、経営のリアルな知見や、社会で必要とされるビジネス知識・考え方を次の世代へと伝えていきたいと考えています。 

なぜ「会計」だけでなく「IT・理工系」まで支援するのか

 当財団の奨学金が対象とするのは、経営・経済・商業といった文系分野だけではありません。情報・理工・システムデザイン・AIなどを学ぶ理系学生も対象としています。

 現代社会において、経済や会計を含むビジネス知識と、AIやデータサイエンスをはじめとする最新テクノロジーは切り離せない関係であり、非常に高い親和性があります。
経営の現場を知るからこそ、専門領域の垣根を越え、文理融合の柔軟な発想で社会課題に挑む人材こそが、次の時代を創る「次世代リーダー」になると信じているからです。

第1期生15名の挑戦に見えた手応え——支援を超えた未来への投資

 2025年度からスタートした第1期生には、経営・経済を学ぶ学生から工学・データサイエンスを専攻する学生まで、多様な志を持つ15名が集まりました。実際に彼らの挑戦ストーリーに触れる中で、財団の一同が強く実感したのは、挑戦する熱意とスピード感、そして背中を押すことへの大きな意義でした。

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初期資金の壁を超えて学生起業へ(東京大学 3年生)

「最初の活動資金やオフィス準備にかかる費用が不足している」という壁に対し、給付型奨学金を活用して同世代の仲間と小さなオフィスを借り、自ら収支を管理しながらビジネスをスタート。「会計を未来を創る共通言語と捉え、数字と人間の感性を大切にするビジネスを追求したい」という話は、まさに私たちが目指す次世代リーダーそのものです。

時間と資金の制約を超え、AI材料開発&アプリ構築へ(東京理科大学 3年生)

 学費や生活費のためのアルバイト時間を最小限に抑えられたことで、材料工学の研究に加え、Pythonや機械学習を用いたアプリ開発に専攻を超えて没頭できる環境が整いました。

今しかできない挑戦。視野を広げる海外留学へ(国際基督教大学 3年生)

「学生のうちに海外の多様な価値観に触れたい」という想いを、給付金を活用して今夏の留学という具体的な一歩へと繋げました。

一過性の支援で終わらせない「次世代リーダーのネットワーク」へ

 私たちが目指しているのは、資金を給付して終わる関係ではありません。奨学金という機会を通じて出会った学生たちが、卒業後もそれぞれの分野で活躍しながら繋がり続け、互いにスキルや経験を共有し合える「次世代リーダーのネットワーク」を創り出していくことです。「自分の手で新しいビジネスやテクノロジーを創り出し、社会に貢献したい」「未知の領域へ踏み出したい」そうした考えを持つ学生を、令和経理実務研究所はこれからも応援してまいります。

第2期 募集概要

 第2期奨学生の募集要項および応募方法の詳細は、当財団公式Webサイトにて公開しております。

※当財団の奨学金は給付型・返還不要であり、卒業後の進路や就職等に関する条件・

義務は一切ございません。


https://www.reiwazaidan.or.jp/
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