東急リバブルが描く、社外への発信(アウター)と社内への浸透(インナー)が融合した真のブランディング活動。前編で紐解いたメディア展開の考え方に基づき、そのプロモーションがいかに具体的な施策へ落とし込まれているのか、その裏側に迫ります。


新CMにおける「静寂の間(ま)」や、印象的なフレーズ。これらは単なる広告の表現手法ではなく、「親身な・真摯な」「プロフェッショナルな」「革新的な」という自社のブランド指針を胸にお客様と向き合う「等身大の社員の姿」を、まっすぐにお伝えするためのアプローチに他なりません。具体的な仕掛けの背景と、その先に見据える「お客様との信頼の絆」を深めるためのビジョンについて、マーケティング企画課のお二人に引き続きお話を伺いました。

東急リバブルのブランディング戦略 ──【後編:リバブルらしさを体現するプロモーション】現場の「リバブルらしさ」をカタチにする、新CMの仕掛けとデジタル動画に込めた想い。


●前編では、テレビCMの役割を「社名と想いをシンプルに届けること」に特化させた、というお話を伺いました。町田啓太さんと白石聖さんを起用した新CMで、具体的に重視したことは何でしょうか。

藤巻:

限られた時間の中で表現できることは、一つのメッセージに限られます。そのため、情報はあれこれ詰め込まず、とにかく「東急リバブル」という社名をしっかりと皆様に印象付けることに注力しました。

今回のCMは、プライベートな空間で身近な人から不動産のお悩み相談を受けるシーンを描いています。「どの不動産会社がいいのか?」という問いかけに対し、親身になって当社を薦める展開なのですが、ここには、様々なお悩みを抱えるお客様に対して、いつでも一番に頼っていただける存在でありたいという私たちの想いを込めています。あえて親しみやすいトーンのフレーズを採用したのは、肩肘を張らずに、私たちの等身大の誠実さを感じていただくための工夫でもあります。

同時に、後半には全国に広がるネットワークや、これまでの仲介実績もご紹介し、多くのお客様に選ばれている不動産会社としての安心感もしっかりとお伝えしています。

●町田啓太さんと白石聖さんというお二人の起用や、CMの特徴である「間(ま)」の演出にはどんな狙いがあったのでしょうか。


東急リバブルのブランディング戦略 ──【後編:リバブルらしさを体現するプロモーション】現場の「リバブルらしさ」をカタチにする、新CMの仕掛けとデジタル動画に込めた想い。


藤巻:

最も重視したのは、お客様にとって一番身近に感じられる「誠実な社員像」を表現することでした。より親しみやすい雰囲気を打ち出すため、私たちが目指す「誠実で頼りになる社員」の姿を体現していただけるお二人にお願いすることにいたしました。

今回のプロモーションでは、お二人が演じるキャラクターを「新しい東急リバブルの人」と位置づけています。単なる広告上のイメージキャラクターにとどまらず、「実際の店舗でお客様に向き合う、これからのリバブルの理想の社員像」そのものを体現してほしい、という強い想いが込められています。

CMをご覧になったお客様が実際の店舗に来られたときに、「本当にこういう誠実な社員が対応してくれるんだな」と、CMの印象がそのまま現場の安心感につながることを目指しています。

東急リバブルのブランディング戦略 ──【後編:リバブルらしさを体現するプロモーション】現場の「リバブルらしさ」をカタチにする、新CMの仕掛けとデジタル動画に込めた想い。


また、30秒バージョンに設けた「静寂の間(ま)」も、制作陣がこだわり抜いた演出です。音声が一時的に変化することで、視聴者の方が自然と画面に意識を向けてくださるような仕掛けとなっています。そこからお二人の真剣な表情が映し出されるため、「この後にどんなメッセージがくるのだろう」という期待感を抱いていただける構成にいたしました。

ただ、こだわりすぎて時間を使いすぎてしまい、実は最後に一言喋るはずだった別のキャストのセリフが丸々カットされてしまうという裏話もありました(笑)。

●今回の新プロモーションは、テレビCM以外にもデジタル(Web)の展開に非常に力を入れているそうですね。

藤巻:

はい、メディアそれぞれの良さを活かし、テレビCMでは「東急リバブル」という社名と私たちの想いをシンプルにお届けする一方で、Web動画などのデジタルコンテンツでは、より当社を身近に感じていただけるような具体的なエピソードをお伝えしています。

稲垣:

このデジタル動画は、実際に当社を利用されたお客様から寄せられた「リアルな声」をベースにしています。
良かった点だけでなく、中には「押しが弱かった」といったご不満の声も含めてお二人に再現していただいており、「良いところばかりをアピールするのではなく、お客様の本音にも真摯に向き合う」という、課題を隠さない当社の誠実さを感じていただきたいと考えました。

東急リバブルのブランディング戦略 ──【後編:リバブルらしさを体現するプロモーション】現場の「リバブルらしさ」をカタチにする、新CMの仕掛けとデジタル動画に込めた想い。


ちなみに、この限定動画には可愛い「猫」たちも登場するのですが、実は撮影現場ではちょっとした嬉しいハプニングもありました。動物たちの体調や撮影時間を最優先にする厳格なタイムリミットがあり、現場は時間との戦いだったんです。自由気ままな猫たちということもあり、最初はなかなか思うような映像が撮れず苦労していました。

ところが、白石聖さんご本人の撮影が始まると、不思議なことに猫たちが自らどんどん白石さんの周りに寄ってきたんです。当初の想定以上にたくさんの猫たちが集まってきて、スタッフ一同本当に驚かされました。

このバージョンは現在(2026年7月時点)、SNS等の各種デジタルメディアで放映していますので、お二人の魅力的な掛け合いをぜひご覧いただきたいですね。

東急リバブルのブランディング戦略 ──【後編:リバブルらしさを体現するプロモーション】現場の「リバブルらしさ」をカタチにする、新CMの仕掛けとデジタル動画に込めた想い。


●最後に、今後のプロモーション戦略と、目指すべき姿について教えてください。

東急リバブルのブランディング戦略 ──【後編:リバブルらしさを体現するプロモーション】現場の「リバブルらしさ」をカタチにする、新CMの仕掛けとデジタル動画に込めた想い。
稲垣:

テレビCMを通じて、まずは私たちの「社名と想い」をシンプルにお届けすることができました。次はそこから一歩踏み込み、Web動画などのデジタルコンテンツを通じて、実際の接客やサービスに近い安心感をお伝えしていくことが重要です。こうした施策を組み合わせることで、お客様に「リバブルに相談してみよう」と思っていただける信頼をさらに高めていきたいと考えています。

藤巻:

私たちは今後も、お客様の大切な資産をお預かりするパートナーとして、「本当に信頼して任せられる会社」であり続けることを最も重視していきます。
まずは確かな信頼をしっかりと掴むことで、より多くのお客様に安心をお届けしていきたいと考えています。

同時に、社外への発信を強化するからこそ、社内での取り組みも極めて重要です。CMで描いた「大切な人に自信を持って紹介できる会社」という自負を胸に、現場の社員一人ひとりが、当社のブランド指針である「親身な・真摯な」「プロフェッショナルな」「革新的な」姿勢を今後も体現し続けていくことが不可欠です。

私たちは、これからも「東急リバブルに頼んで本当によかった」と、すべてのお客様に心から満足していただける存在であり続けたいと考えています。広告での発信と現場での体現の双方が高いレベルで機能し合ってこそ、お客様との間に確かな信頼の絆を築いていくことができると、私たちは確信しています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

■東急リバブル株式会社

「売買仲介」「賃貸仲介」「不動産ソリューション」「不動産開発・販売」「新築販売受託」「資産コンサルティング」の6つの事業を基軸に、お客様の様々なニーズにお応えする「総合不動産流通企業」です。

お客様の大切な資産を安心して託していただくために、当社ならではのサービスや事業を創出し、皆様に信頼される企業を目指しています。これからも総合不動産流通企業として様々なニーズにお応えし、常に新しい価値を提案し続けます。

・HP:https://www.livable.co.jp/corp

・会社案内デジタル版:https://www.livable.co.jp/static/corp/tokyu_livable/

・CMギャラリー:https://www.livable.co.jp/cm/

■お問い合わせ先

東急リバブル株式会社 経営企画部 広報課 市川・中村

TEL:03-6778-8328

MAIL:kouhou-info@ma.livable.jp
編集部おすすめ