企業と地域の想いをひとつに。
SDGs私募債がはぐくむ、新しい未来。
「私たちが動かなくてどうする」——始まりは支店メンバーのひとこと
穏やかな海と豊かな自然に恵まれた瀬戸内海。
その恵みは長年にわたり地域の暮らしと産業を支えてきました。
なかでも牡蠣養殖は、岡山県備前市をはじめとする沿岸地域を代表する基幹産業のひとつです。
しかし近年、その牡蠣に原因不明の大量死が発生しました。
海の底で懸命に育ててきた牡蠣が、次々と失われていく——。
落胆する生産者の姿に、地域全体が大きな衝撃と深い悲しみに包まれました。
その知らせを耳にした中国銀行の現場でも、「地域のために、今できることはないだろうか」という強い想いが湧き上がります。
プロジェクトのきっかけを作ったのは、備前市を営業エリアとする片上支店・三石支店・日生支店のメンバーでした。
日頃から地域のお客さまと向き合い、地域の変化を一番近くで感じてきた彼らにとって、この危機は決して他人事ではありませんでした。
「地域の産業が困難に直面している今こそ、金融機関の枠を超えてできることを考えたい。」
そんな泥臭くも真摯な想いから支援の模索が始まりました。
そしてこの一歩が、やがて地域全体を巻き込む大きな波紋となっていったのです。
1社だけの支援ではなく、地域の力を結集した「応援」へ
検討の過程で見えてきたのは、「1企業だけの支援で終わらせず、地域全体の応援という大きなカタチにできないか」という視点でした。
地域を支える企業の皆さまもまた、備前市の発展や地域産業の復興に深く関わっています。
そこで活用したのが、中国銀行の「SDGs私募債」を活用した合同寄贈の仕組みでした。
「備前の海と牡蠣を守りたい」という想いを胸に地元企業へ声をかけたところ、次々と賛同の声が集まりました。
その結果、地元企業15社と中国銀行がひとつとなり、備前市へ寄附を行うプロジェクトが実現したのです。
今回、取組みに協力いただいた企業の代表者は当時をこう振り返ります。
「当社は、これまでも地域貢献や地域・備前市役所の皆様との繋がりを大切にしてきました。株式会社ノブハラ 代表取締役会長 延原 巌 氏
これからも皆様と共に歩んでいきたいという想いで今回の取組みに参加させていただくことにしました。
他の企業の皆様もきっと同じ想いだと思います。」
支援したかったのは、“今”だけでなく“この街の未来”
今回の取組みは、単なる被害への緊急支援にとどまりません。
その先にあるのは、「地域産業の未来を共につくる」という約束です。
備前市の牡蠣養殖は、長年にわたり地域経済や食文化を支え、この街に暮らす人々の営みと深く結びついてきました。
「この産業を絶対に未来へつなぎたい」
「支えあう地域の温かさを、次の世代に見せたい」
その共通の願いこそが、今回のプロジェクトを動かす最大の原動力でした。
寄附を受けた備前市からも、温かい感謝の声が届いています。
「多くの企業様からの温かいご支援をいただき、心より感謝申し上げます。備前市長 長﨑 信行 氏
今回の取組みは、生産者の励みになるだけでなく、地域で働く皆様にとっても大きな力となります。」
地域を支えるのは、地域を想う「人の行動」
人口減少や気候変動、自然環境の変化など、現代の地域社会はさまざまな課題に直面しています。しかし、その課題に正面から向き合い、行動を起こす人たちがいます。- 「何かできないか」と現場から声を上げた銀行員
- その想いに即座に共鳴し、手を差し伸べた地域企業
- 地域の未来を守るために共に走る行政
今回の取組みは、ただの寄附プロジェクトではありません。
地域金融機関、地元企業、自治体が同じ未来を向き、立場を超えて地域の危機に立ち向かった「挑戦の記録」です。
中国銀行はこれからも、地域の皆さまとともに課題に向き合い、持続可能な地域社会の実現に向けて歩み続けてまいります。
そしてこの小さな波紋が、備前市の皆さま、牡蠣養殖に携わる生産者の皆さま、そして地域を愛するすべての方々にとって、明日への希望となることを願っています。
▼7/10掲載 PR TIMESリリース
【地域貢献】「備前市牡蠣応援プロジェクト」による寄贈式の開催PR TIMES×▼ちゅうぎんFG 地域への取り組み【SDGs私募債 合同寄贈プロジェクト】フルムービー
×【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社 ちゅうぎんフィナンシャルグループ
電話番号:086-223-3110