アイザワ証券グループ株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役社長:藍澤 卓弥、以下当社グループ)は2025年4月に策定した私たちの存在意義・あるべき姿・大切にする価値観を明文化したパーパス・ビジョン・バリュー(以下PVV)およびPVVを実現するためにステークホルダーの皆さまにお約束する「アイザワ宣言」の周知、浸透を、この1年間で社内、社外問わず多様な手法を通じ図ってまいりました。

当社グループのお客さまや社員をはじめ、ステークホルダーの皆さまやこれからお客さまとなりうる方々を対象にPVVの策定、周知、浸透を図るために立ち上げられた『プロジェクト・アイ』はグループ会社全体で結成されています。
2025年度以降は4つのプロジェクトユニットに分かれ、多面的な分野から様々な施策を行っております。

今回は各ユニットが行う施策に込められた想いやこれからの活動で目指したい姿を社内的、社外的観点の両面からユニットリーダー4名にお話を伺いました。

《当社グループのPVVおよびアイザワ宣言の詳細》

https://www.aizawa-group.jp/company/pvv.html

※グループ会社

アイザワ証券株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役社長:藍澤 卓弥、以下アイザワ証券)

アイザワ・インベストメンツ株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役社長:楠本 祥一郎、以下アイザワ・インベストメンツ)

あいざわアセットマネジメント株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役社長:白木 信一郎、以下あいざわアセットマネジメント)

ライフデザインパートナーズ株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役社長:山下 雅明、以下LDP)

Japan Securities Co., Ltd.(所在地:ベトナム国ハノイ市ゴックハー区、代表取締役社長:今井 毅、以下JSI)

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所属ユニットの役割とそのユニットへの所属を決めた理由を教えてください。また実際に活動されるなかでのユニットの雰囲気やリーダーとしてユニットメンバーを先導するうえで意識していることがあれば教えてください。



伊藤 諒(以下伊藤)

広報ユニットは今回策定したPVVとアイザワ宣言を社内外に発信し、ブランドイメージの向上を図る役割を担っています。私が所属しているCRM部は普段からブランディングを担当している部になるので、そういった点で親和性があると思い、このユニットに参加しました。

広報ユニットのメンバーは、広報部門やコンプライアンス部門、IFA部門、グループ会社であるLDP、あいざわアセットマネジメントなど多様性に富んでいます。なので各々が自身の領域でどのような施策ができるか、アイデアを出し合う機会が多いですね。『人々に伝えること』が広報の使命ですが、その対象はお客さまやアイザワ証券の社員だけではなくて、IFAの皆さまやグループ会社の社員にもどう伝えていくのか、そういうところもユニットの役割として期待されていると思っています。PVV、アイザワ宣言を社内外に発信していくユニットなので、そこに込められた思いやこれから会社が目指していくものと相違せずしっかりと伝えることを意識し、妥協しないクリエイティブ制作に取り組んでいます。

榮 隆朗(以下榮)

企画ユニットはノベルティ・グッズ制作や社内および社外向けイベントの企画を行うユニットです。私が所属する事業推進部は、事務・営業企画に携わっている部署なので、自部署の活動や経験が企画ユニットにシナジーを発揮するのではないかと思い、企画ユニットを選びました。


企画ユニットはミーティングや社内グループウェアでのやりとり含め、皆さん良い意味でこだわりが強い方ばかりだなと感じます。こだわりが強いからといって決して意見がまとまらないということではなく建設的で前向きな方が多いという意味なので、各々が自身の意見をしっかり出し、多角的にもみ合いながら一番いいものを作る、という良い雰囲気で活動できていると思います。

私がリーダーになった際、ユニットメンバーにお伝えしたのは「支店(現場)の人を置いてけぼりにしないようにしましょう」というものでした。こういったプロジェクトはどうしても本社の中だけで盛り上がってしまいがちで、本社内のフロアだけで盛り上がっていても会社全体の周知浸透という目標は遠くなってしまうのではないか、という懸念がありました。なので『現場側である支店の人たちを巻き込むこと』を意識し、意見を積極的に取り入れながら一つひとつの施策は進めたいと思い、この言葉を伝えました。実際、企画ユニットにはアイザワ証券の営業部門にあたるFA本部のメンバーが2人所属していますし、現場ならではの意見も出してくれているので非常に助けてもらっています。

甘利 祥汰(以下甘利)

業務連動ユニットはPVVを日々の業務に落とし込むための施策立案を行うユニットです。当初より従来の社員の考課項目である『行動評価』を『バリュー評価』にシフトするという施策が検討されていました。人事評価は私が所属する人事部の領域となりますので、従来の制度と整合性を保ちながら施策を行うことができると思い、業務連動のユニットを選びました。

所属ユニットは希望制だったのですが、今のメンバーは業務連動を第1希望に選んでくださっている方が多く、真面目で主体性のある方々ばかりです。

業務連動に関する会社の制度は社員の皆さんに係わることなので「多角的に決めていくこと」を大切にしています。多様なバックグラウンドを持つメンバーで構成されているからこそ、過去の経験を活かしつつ、プロジェクトの価値でもあるFA視点、本社視点、グループ会社視点など、それぞれの立場や観点に基づいた意見を出し合い進めていくことを意識しています。


松平 紋子(以下松平)

コミュニケーションユニットは社長の支店訪問や部支店内ディスカッションの実施など現場と本社の架け橋を担っています。普段から新入社員の支店見学同行や休眠顧客への架電業務のフォロー対応をしているのですが、ユニット活動を通して支店に赴き、ファイナンシャルアドバイザー(以下FA)と交流を持つことで、普段の業務をより円滑に進められるのではないかと考え、コミュニケーションユニットに立候補しました。実際、コミュニケーションユニットの役割と自身の業務の相性はとても良いと感じています。

コミュニケーションユニットのミーティングは活発に対話を交わすというより比較的和気あいあいとした雰囲気ですね。タウンホールミーティングに関する話し合いが多いのですが、ユニットメンバーのスケジュール感や訪問支店との接点の有無など、お互いの条件や立場、状況を慮りながら「じゃあ私この日行きますね」という感じに自発的な形で物事が進んでいます。メンバー間のコミュニケーションもテンポがよく、「ありがとう」という言葉がよく飛び交うユニットだなと感じたときは嬉しく、このユニットで良かったなと思いましたね。

なので「みんな仲良くをモットーに」をユニット内でも掲げて活動しています。

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各ユニットの施策についてお聞きします。これまでに行った施策と実施するうえで難航やぶつかり合いが生じた部分はありますか?まずは広報ユニットからお願いします。



伊藤:

広報ユニットが最初に行った施策はPVVの動画制作で、それに紐づいて店舗に設置しているデジタルサイネージへの投影や、現在は静岡県と山口県でCM放映もしています。他にも社内の至る所に飾ってあるPVVとアイザワ宣言のポスターも制作しましたし、社内報への展開や、TikTokでのSNS発信も行っています。各部署紹介と併せて個別で大事にしているバリューを紙に書いてもらい、どういう意識を持って仕事をされているのかを社内外向けにお伝えしています。

広報ユニットの施策は、普段ブランディング担当しているCRM部や広報を担当している経営企画部のメンバーが中心となっているので、どこまでをこのプロジェクト・アイのユニット内で完了させるのか、どこまでを管轄部署の課員に卸していくのか、この境界の部分は調整が難しいところでしたね。


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広報ユニットリーダー

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本社内に掲示されているアイザワ宣言のポスター

最初の施策であるPVV動画のコンセプト(方針)を決めるうえで重要視したポイントはありますか?



伊藤:

当社グループの新しいPVVを表現する動画となるわけですから、その動画を見ることで「アイザワ証券グループが何を目指しているのか」というのがちゃんと腹落ちするように、というのが全体のコンセプトを決める上で重要視した点ですね。特にビジョンの部分は「お客さまとそのご家族の人生の伴走者となる」というところを動画内で表現しないとダメなので、『伴走』というワードにスポットを当てています。社長の藍澤とも目線合わせをし、この部分の表現として、ずっとお客さまとつながっている感じのイメージを持っていました。なので動画を見ていただくと、お客さまへ手紙を書くシーンから始まり、お客さまを思いやる姿やご家族と対話している様子など、その他にもいろんなお客さまの表情が見えるようなカットが入っていて、このカットに我々がイメージしている『寄り添う伴走者』という要素を落とし込んでいます。動画終盤には、FAとお客さまを線で繋げているような描写がありますが、そこもその要素を入れた表現の一つとなっています。

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動画の内容だけでなく、出演者の人選にもこだわっています。PVVはグループ全社員で体現していくものだと思っているので、直接お客さまに対峙する営業部門に限らず本社部門やグループ会社の社員も出演しています。さらに当社グループはこれまで多数の会社と合併して現在の形となっているので、旧八幡証券や旧日本アジア証券の社員出演など多様な要素を意識した人選になっています。より多くの社員に親しみを感じてもらえたらという想いもあり、グループや合併の歴史を越えて、「これからみんなでアイザワ証券グループを創っていく」という部分をお伝えできていたら嬉しいですね。

また、海外のステークホルダーの皆さま向けに英訳版の動画もあります。制作にあたり単純に英訳しても本質的な意味が伝わらないので、「この言葉がいいんじゃないか」と色々な方々と連携して調整していたりします。どのような英訳に仕上がっているか、ぜひそのこだわりにも注目してほしいですね。

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日本語版PVV動画



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英語版PVV動画

映像だけでなく『伴走』というイメージに一番合う音楽はどういうものか、という部分も社長と綿密にヒアリングし、固めています。

動画制作全体を通して社長、プロジェクトオーナー、プロジェクトリーダー、経営企画部広報・サステナビリティ推進課のメンバー、そして自分を中心に何度も何度もミーティングを行って制作したものなので、本当に細かいところまでこだわりが詰め込まれている動画になっていますね。

実際にPVVの動画を見られたときどうでしたか?印象に残っているシーンや好きなカットはありますか?



甘利:

私は最後の人々につながっている線の描写がとても良いな、と。おじいちゃんおばあちゃん、お父さんお母さん、そして子どもや孫とずっと続いていく、というのが視覚的に分かりやすくて好きでしたね。

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松平:

私は手紙のシーンが良いって思いました。

伊藤:

手紙のシーンは「“お客さまに寄り添う”ってどういう表現がいいのだろう」ということで、まずはお客さまと普段どういうコミュニケーションを取っているか考えました。最近はLINE WORKSで密にコミュニケーションをとることも増えてきていますが、その一方でお客さまにお手紙を書くFAもいて、これって対面証券ならではだと思いますので、そのカットが組み込まれました。それでいうと、手紙を書くシーンのペンの音もどれぐらいの大きさがいいのかとか、そういうレベル感までこだわっています。

松平:

いざ聞いてみたら「音と手の動きがズレていますよね」とか突っ込まれていて(笑)。みなさんすごく細かく見ているな、って感嘆しながら会議に参加した記憶があります。

榮:

私は動画の中で実際の担当者とお客さまが対話しているシーンがありますが、そこが証券会社や金融機関における『支援』を表す大きな部分だなと思いました。お客さまが目の前にいない、けれど担当FAがお客さまに思いを馳せる、というシーンはありそうでなかなか無いですし。この始まりが、金融機関ではあるがいい意味で金融機関らしくない感じで記憶に印象に残りやすいのではないかなと思いますね。

伊藤:

バリューにも【思いやり】が入っていますしね。


企画ユニットの方はどうですか?



榮:

企画ユニットが行った施策は大きく3つで、1つ目はクリアファイルとポケットティッシュの作成です。これはユニットメンバーの発案ですが、デザインを決めるにあたっては広報ユニットの動画をモチーフにしています。

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PVV動画をモチーフに制作されたクリアファイルとポケットティッシュ

2つ目は、本社の各会議室の入口にパーパスやバリューを名付けたルームプレートを設置しています。パーパスとバリューの大項目【チャレンジ】【リレーションシップ】【プロフェッショナリズム】【チームワーク】、さらに小項目を合わせると全部で17つなのですが、それが会議室の数と一致していたので、それぞれ会議室の名前に当てることしました。ちなみに今いるこの部屋はどれか皆さんご存じですか?

甘利:

【リレーションシップ】ですね。設置したので覚えています!

榮:

甘利さんがおっしゃる通りこの会議室は【リレーションシップ】なのですが、このバリューを設置したのにも理由があります。この会議室は社内会議で使われることが多いのですが、社員がこれからも建設的にお互いをリスペクトしつつ、より早く問題解決を目指す議論の進め方ができれば良いという意味を込めてこの部屋を【リレーションシップ】にさせていただきました。

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【リレーションシップ】のルームプレート

また、本社の奥には会議室が複数あるのですが、通路から見て左側の会議室は比較的お客さまなど来客の方と使用するケースが多く、反対に右側は社内会議が多い印象があります。それを踏まえて外部の方に見てほしいパーパスやバリューを左側に、社内的に意識してほしいバリューを右側に設置していたりと、他の会議室のルームプレート配置にもこだわっています。

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通路左側の会議室

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通路右側の会議室

最後の3つ目は名刺の裏面デザインの刷新です。FAがお客さまに名刺をお渡しする機会が多いということで、この施策はFAの意見をメインに取り入れています。特にビジョンはお客さまに一番関係するところなので、そこを全面に打ち出すデザインに変更しました。

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上段:旧名刺 下段:新名刺

この名刺の刷新は結構難航しましたね。
先程もお話したように、ユニットメンバーは皆さんこだわりが強く、いい意味で妥協したくないというところがあるので、検討段階でも多くの意見が出ました。しかし刷新するにあたって、名刺の管轄部署とも調整しながら話を進めていたのですが、”ユニットメンバーが実現したいこと”と”管轄部署が実際にできること”というところにギャップがあり、なかなか折り合いがつかずに話が平行線で進まないという状況が続きました。最終的に甘利さんをはじめプロジェクト事務局の方々に間を取り持っていただいて、なんとか4月のリリースへもっていくことはできましたが、そういった面ではこの施策は一番大変でしたね。

ノベルティやグッズなど多様なアイテムを作成されていますが、これらはお客さまや社員にとってどのようなもの届ける媒体になると考えていますか?



榮:

広報ユニットの動画制作やCMといったものはどちらかというとマクロ方面でお客さまに広くPVVを周知する取組みであるのに対し、企画ユニットが作っているアイテムはミクロ方面になるのでお客さまや社員一人ひとりが手に取って見てもらえるものになっています。クリアファイル、ポケットティッシュ、名刺、と普段から社員が携行するものを作っていますので、ふとした時にこれらを見て、当社グループのPVVを振り返っていただくきっかけになってくれたらと思います。実際にお客さまが名刺やクリアファイルを渡された時、そのデザインが目に留まり、「アイザワ証券(グループ)ってこういうスタンスでやっている会社なんだ」というのをお客さまに感じてもらえるアイテムになると嬉しいですね。

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企画ユニットリーダー

業務連動ユニットについても教えてください。



甘利:

業務連動が行った施策としては、直近ではバリュー表彰があります。新たな表彰制度を作るにあたり、規定や手順の確認など一から調べるところから始めました。さらに従来の『定量的な業績』とは違い、『行動』にフォーカスした表彰となりますので、どうやって表彰者を見出すかについてユニット内でも議論を重ね、その結果『身近でバリューを体現している人』を社員の皆さんから推薦してもらう形式としました。

推薦のフォーマットについても試行錯誤しましたね。サンクスカードのように誰でも一言で気軽に推薦できるものにするか、選択肢型のアンケート形式にするかユニット内でも協議を重ね、第1回ということで最終的に自由記述形式とし、皆さんに自由に推薦理由を書いてもらうことにしました。ただここでも問題が挙がり、それが推薦内容の担保です。推薦があっても「確かに○○さんは【チャレンジ】を体現しているかもしれないけれど、【チームワーク】の部分はどうなの?」といった疑問が挙がる可能性はあります。私たち側でその部分までは把握できない、そこで所属長に一旦担保になってもらい推薦の承認をもらう形式で通すことで決まりました。設計までかなり右往左往して本当に大変でしたね。

またバリュー表彰実施にあたり、コミュニケーションユニットの皆さんがタウンホールミーティングでバリュー表彰を周知してくださったり、「社員の皆さんに自身が大切にするバリューを一つ選んでもらうのはどうか?」といったお力添えや意見もいただきました。

松平:

自身のバリューを掲げた写真を社員全員分撮影したりもしましたね。

甘利:

皆さんには事前にご自身が大切にしているバリューを一つ選んでいただいていたため、推薦を行う際の土台となり、バリュー表彰の推薦もスムーズに進めることができたのではないかと思います。結果、第1回ながら結果的に300件以上の推薦が挙がりました。

ですが、それ以降の選考プロセスでも難航は続きまして。挙がってきた推薦の一次審査は業務連動ユニットがすることになったのですが、皆さん周りの人の良い行動を書いてくださっているので、どの推薦も素晴らしい内容ばかりで、この中から選ぶというのが本当に難しかったですね。それこそメンバーの中には「もう全部表彰でいいんじゃないか」という意見もあったくらいです。じゃあどうしようか、となったとき、先程のユニットのこだわりではないんですが、評価の公平性、納得感を担保するために、多角的な視点で決めることを優先し、ユニットのメンバーだけでもFAや本社、グループ会社であるアイザワ・インベストメンツ、JSIの方がいますが、さらに他のユニットにも協力していただき、計10人で一次審査を行いました。

第1回目のバリュー表彰も先日無事終わり、自分自身や周りの人の行動を振り返る良い機会となったと思います。「表彰された人たちってどんな推薦文もらって表彰されたのか」とか、「選ばれる推薦文を教えてほしい」といった声もありましたので、第2回は今回の反省点とかしっかり盛り込みよりいいものにできたらと考えています。

伊藤:

バリュー表彰式はTikTokも撮影させていただきましたし、これから表彰者一人ひとりにスポットを当てた動画も予定しているので、広報面からも社内外に周知していきたいですね。

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バリュー表彰式当日の様子

バリューという『言葉』を『制度』や『評価』に落とし込むのは難しい部分だと思いますが、直面している壁はありますか?



甘利:

バリュー表彰とは別の施策で、社員考課の『行動評価』を『バリュー評価』への切り替えるというものを進めています。一方でバリューは社員の皆さんの価値観や迷った時の行動指針のような立ち位置なので、そもそも評価として成り立つものでもないと思っています。なので『このバリューに制度がどう整合できるか』という部分でとても悩んでいます。その中でも一番悩んでいるのがバリューの定義づけです。例えば【誠実】というバリューがありますが、誠実と一言で言っても、役職や立場によってどういう行動が誠実と評価されるべきなのか異なると思います。さらに定義がきっちりしてしまうと、バリューを策定した本来の趣旨とずれてしまうのという部分もありますので、あくまでシンプルなものとしつつそれをどう評価とつなげていけるか、という点を現在進行形で悩んでいて、他のユニットの皆さんとともに考えながら進めています。

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業務連動ユニットリーダー

他の皆さんは普段からバリューを意識して行動していることはありますか?



松平:

私が大事にしているバリューは【敬意】なのですが、私が所属するファイナンシャルサポート課、人材開発課は本当に人の助けがないと成り立たないので、普段の業務でも本社、支店問わず皆さんに助けていただいて日々感謝しています。相手の立場のことを考えることを蔑ろにしてしまうと、組織は崩壊してしまうと常々思っていますので、私自身至らないところも多いですが相手に敬意を持って接することを根底に意識していますね。

伊藤:

自分も同じで【敬意】を自身のバリューにしています。同じように会社のマーケティングを行うためには様々な方の協力がないと動けない施策とかが多いので、普段からFA部店側とも本社部門側ともコミュニケーションを取りながらやっています。やはり相手の立場に立ち、敬意を持った上で、じゃあどうやったら上手くいくのか、というのを共に考えることは意識しながら業務を行っています。

甘利:

業務連動ユニットの施策において「社員の皆さんにどのような意識を持ってほしいか」は結構大事な部分です。従来の考課内容である『行動評価』を社員の皆さんは意識していますか?コンピテンシーと呼ばれる項目を言えますか?それらには『チャレンジ』『達成志向』『ブランディング』などがありますが、恐らく覚えていないまま半年間過ごしていて、考課時期に振り返ってようやく「こんな項目あったんだ」と思いながら自己評価していることも少なくないと思います。この意識のままでは行動で成果を出す動機があまりにも弱くなってしまいます。なので今回バリュー評価にシフトするというのは、その意識付けにも関係しています。バリューであればどういう項目で評価されるのかわかりやすくなるわけで、それに則り日々意識して業務に当たってほしいという思いが強いですね。

コミュニケーションユニットはどうですか?



松平:

先程から話に出ていますが、コミュニケーションユニットがメインで行ったのはタウンホールミーティングの同行・運営です。各支店への事前の段取り共有をはじめ、当日は社長と役員、事務局メンバーと支店に訪問し、会場のセッティングからミーティング中のファシリテーター、片付け、懇親会まで一連を担っています。運営側として実施するたびにトライ&エラーが発生するので、その情報をユニットで共有し、それをもとに今後の改善について話し合いを行っていましたが、これが結構白熱します。その甲斐あって後半は結構スムーズな運営ができていたと思いますね。

あとはスケジュールがとてもハードで、6ヵ月弱で31支店(コンサルティングプラザは母店で同時開催)、24部署のタウンホールミーティングを行わなければいけなかったので、強行した部分もありますが全社員のスケジュールを比べながら、日程を調整しました。そういったスケジュール感だったので今回一番ハードだったのは社長の藍澤だったと思います。こちら側で人が足りない時は、広報のユニットの方も手伝ってくださって。取材も兼ねて、という感じで協力くださったのでありがたかったですね。

伊藤:

タウンホールミーティングは社内報で取材予定でしたし、またコミュニケーションユニットにはTikTokメンバーがいるので、そのメンバーを通してTikTokでもタウンホールミーティングの様子を発信したりしているので、双方補いながら取り組めましたね。

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支店でのタウンホールミーティングの様子

全社員とタウンホールミーティングを行われたようですが、熱量はどうでしたか?また実施したことによって得た価値についても教えてください。



松平:

実際のタウンホールミーティングでは社長も初めの方は少し緊張されていたり、社員にどう伝えるべきか戸惑いも見えていましたが、回を重ねるごとに話をする姿がかっこよくなっていくのを感じました。普段穏やかな方なのですが、今日はこれを伝えに来た、という芯のようなものが徐々に太くなっているようでしたね。社員、特に支店の方たちも社長が直接説明に来られているので、言いたいことをはっきり伝えたりしていて、今までやってなかったですがタウンホールミーティングの価値はすごく高いというのを感じました。もともとこのPVVやアイザワ宣言に対する熱量は、本社と支店でだいぶ差があったのではないかと思いますが、タウンホールミーティングを通して同じくらい、もしくは支店の方が上回ったのではないか、とも思います。

甘利:

毎年実施している従業員エンゲージメント調査のデータでも、PVVの理解度が90%以上で、周知浸透を開始した初年度でここまでの理解度を得られたのはタウンホールミーティングのおかげだと思います。さらに80%以上の社員がPVVに対して「共感している」「バリューを意識して業務を行っている」と回答しており、残りのプロジェクト期間でここをどれだけ引き上げられるか、その方法を皆さんで考えていきたいです。

松平:

特に支店を回った時に「会社が進もうとしている方向と収益で相性が悪いんじゃないか」とか、「伴走者として長くお客さまに寄り添うならば、家賃補助が途中で外れるとなるとそれは会社の掲げてるPVVと会社の規定に差があるんじゃないか」とかそういった疑問も出ました。さらに「タウンホールミーティングで社長側に質問を投げて、でもそこにアンサーはなくて。やったらやりっぱなしっていうのでは意味がないと思いますよ」とも言われていて、こういった意見は今後経営陣とプロジェクト・アイのメンバーがどう現場に向き合うべきか、という現場からの試金石になっていると思います。責任は重いですがそういった部分にも応えていく必要があります。

タウンホールミーティングは2、3年に1回の頻度で実施を検討していますが、その機会で全社員との対話というものを進めていかないと本当の意味での浸透や理解には繋がらないと思うので、今はそこをユニットの課題として進めていこうとしています。

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コミュニケーションユニットリーダー

施策を通じて社員の『言葉選び』や『行動』に変化を感じた瞬間はありますか?



榮:

具体的な言動ベースという部分では、まだまだこれからではないかと思います。この一年間で様々な施策を行ってきて「PVVがどういうものか」「どういったワードが入っているのか」というところの周知はできたと思いますが、まだお題目ベースだと感じています。社員の皆さんがそのパーパスやビジョン、バリューそれぞれのワードに込められているものを腹落ちした上で、何か発言していたり行動していたり、というところの具体的な変化はまだ見えていません。正直自分自身もそうで、それはこれから変えていかないといけないと思っています。

伊藤:

榮さんの言葉に連動するところで言うと、実際に再現しているロールモデル、発言や行動に落とし込めている人たちがどういうものなのか、そういった部分を社内外に発信するのも広報ユニットの役割だと思います。ユニット内に限らず関係部署と連携し、社内報なりTikTokなりPR TIMESなりで当社グループにはどういう人がいて、どういう人がバリューを体現しているのか、その部分の発信をこれからやっていきたいです。

これからのユニット活動にて行っていきたい施策や社内外に与えたい変革のイメージがあれば教えてください。



伊藤:

会社がPVVを体現していくには「社員一人ひとりがどれぐらい体現できるか」というところにかかってきていると思っています。それ自体はコミュニケーションユニットによる社員たちへの浸透もそうですし、業務連動ユニットによる評価体制の仕組みづくり、企画ユニットによるお客さまへの周知ツールの作成という一つひとつの施策と人が重なり合って出来上がってくるものだと思っています。そしてそれを社内外に周知するのが、我々広報ユニットの役割だと思いますのでそういったところを社内外にしっかり知っていただくための施策を今後もやっていきたいなと思います。

個々で言うと、学生さんへの浸透も強化したいと思っています。これからバリューを会社全体で体現していくわけで、そうするとこれから当社グループに入社する人たちもPVVに共感してくれる方たちの方が良いと思うので、そこの理解がしっかりとステークホルダーの皆さんに伝わるような形で広報活動なりブランディング活動というのをやっていきたいと思っています。

榮:

本質的な意味で周知浸透を図かることが2026年度以降の課題だと思っているので、企画ユニットとして力添えできるところがあれば、積極的に進めていきたいです。具体的に何をするかっていうところはこれからですが、当社グループが中期経営計画で掲げる「ゴールベースアプローチ営業の徹底によって、継続的、長期的にお客さまに寄り添う価値を提供する」というところにおいて、PVVをお客さまに知ってもらうことも、このゴールベースアプローチ営業を実践していく上で、根底にあるものではないかと思っています。先ほども言いましたが、名刺やクリアファイルなどがFAとお客さまの話すきっかけの一つになってほしいですし、アイザワのスタンスというのをお客さまに知ってもらって、当社グループが進めていきたいゴールベースアプローチの姿を形成できたらと思います。「お客さまと一緒にFAがゴールを決めていく」ですとか、「お客さまのことを気兼ねなく話してもらって伴走できるようにする」、それを促進するための物づくりやイベント施策というところもこれから進めていけたらと思っています。

甘利:

業務連動ユニットとしてはやはりバリューを重視していきたいです。今の評価体系は成果が重要視されていて、例えば成果が6、行動が4の割合で評価されています。なので評価の割合も見直し、もっと『行動』にスポットライトが当たってほしいと思います。バリューを体現している人が昇格し、マネジメント側にどんどん進んでいく。そういう人的評価の仕組みづくり側から会社に変革を与えたいと考えています。

松平:

タウンホールミーティングを通じて、支店と本社は対という関係のようにお互いが本当に見えているものは少なくイメージで話し合っている部分が垣間見えたので、お互いの理解と歩み寄りがまだまだと感じたところが多いです。全社的に支店と本社の垣根を越えた理解ができるようになったら、本当の意味で「PVVは浸透した」と言えるのではないかと思うので、そこを目指してコミュニケーションユニットとしても頑張っていきたいと思います。

重要なのは自分ではない誰かの視点に立つこと 社員自らが伝える4ユニットがもたらすアイザワ証券グループの変革


*LINE WORKSは、LINE WORKS株式会社の商標または登録商標です。

*TikTokは、ByteDance Ltd.またはその関連会社の商標または登録商標です。

*PR TIMESは株式会社PR TIMESの商標または登録商標です。

本記事の対談者(サムネイル左から)

《広報ユニットリーダー》

伊藤 諒(いとう りょう)

CRM部マーケティング課長

2014年アイザワ証券入社後、静岡県の富士支店でファイナンシャルアドバイザーとして約4年、新規開拓やお客さまの投資・資産運用をサポート。2018年4月より本社に異動し、人事部にて採用および新入社員の研修を担当。その後、戦略企画部の企画推進課(現事業推進部推進課)とデジタルマーケティング課(現CRM部マーケティング課)を兼任し、現在はCRM部マーケティング課長としてデジタル分野を中心に自社のブランディングや顧客向け企画、PR情報の発信など幅広いマーケティング分野の責任者として携わる。

《企画ユニットリーダー》

榮 隆朗(さかえ たかあき)

事業推進部事業推進課 マネージャー

2017年アイザワ証券入社後、相模原支店(現町田支店)および名古屋支店(現掛川支店)で約4年、ファイナンシャルアドバイザーとして新規開拓やお客さまの投資・資産運用をサポート。2021年7月に本社へ異動し、投資一任契約(ラップサービス)の運用・管理を担う投資顧問部および社内外の情報システムを扱うシステム部の経験を経て、現在は事業推進部にてゴールベースアプローチの取組推進やお客さま向け施策の企画・立案などの営業サポートを担当。

《コミュニケーションユニットリーダー》

松平 紋子(まつだいら あやこ)

人事部人材開発課長 兼 ブルートレードセンターインサイドセールス課長

2014年アイザワ証券入社後、加古川支店で約8年、ファイナンシャルアドバイザーとして新規開拓やお客さまの投資・資産運用をサポート。2022年8月の異動後は、支店のファイナンシャルアドバイザーをサポートするファイナンシャルサポート部(現事業推進部)にて経験を積み、同部の課長に就任。組織改編を経て、現在は人事部人材開発課長兼ブルートレードセンターインサイドセールス課長として、新卒、中途問わず広域での採用活動や新入社員の研修、育成の責任者として人的資本の面に注力。

《業務連動ユニットリーダー》

甘利 祥汰(あまり しょうた)

人事部人事課 サブマネージャー

2020年アイザワ証券入社後、鶴見支店(現横浜支店)でファイナンシャルアドバイザーとして休眠顧客の開拓や法人営業を経験し、2021年7月より本社のエクイティ部(現オペレーション部エクイティ課)に異動。米国株式の店頭取引におけるトレーディング業務、及び委託取引業務等、外国株式全般に係る業務を担当。現在は人事部にて、労務管理、福利厚生制度の運営、社員情報の管理などの人事業務を担当。
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