食品値上げや買上げ点数ダウンといった課題の解決へ菓子で多彩に提案 エヌエスグループが展示会「Grandex2026」開催
エヌエス研究会の石河勲会長
 全国11社で構成されるエヌエスグループは7月15日と16日、東京流通センター(東京都大田区)で展示会「Grandex2026」を開催。小売業に向けて多彩な菓子売場、菓子商品を提案した。


 6月1日、エヌエス研究会の会長に就任した石河勲氏(イシカワ社長)は「新たな役員体制のもと、会員企業の皆様とともに業界の発展と企業価値の向上に努め、これまで培ってきた伝統を大切にしながら不易流行の考え方で新たな挑戦にも積極的に取り組んでいく」と意欲をのぞかせる。

食品値上げや買上げ点数ダウンといった課題の解決へ菓子で多彩に...の画像はこちら >>
エヌエス研究会の石河勲会長 今回、「多様に広がる、お菓子の新たな価値提供~もう一品、そしてこの逸品~」をテーマに掲げ、小売業が抱える食品値上げや買上げ点数ダウンといった課題の解決に向けて、菓子で多彩な提案を用意した。

 売場提案では、もう1品の購買につなげる売場づくりとして、複数商品をセットで販売してお得感を演出するバンドル販売や、ワクワク感のあるイベント性を持たせた品揃えなどを展示。

 レジ前や青果売場、鮮魚・塩干売場といったさまざまな売場でのついで買いの提案も有効という。

食品値上げや買上げ点数ダウンといった課題の解決へ菓子で多彩に提案 エヌエスグループが展示会「Grandex2026」開催
バンドル販売の提案
バンドル販売の提案 取り巻く社会環境の変化を受けた提案としては、真夏日・猛暑日が増加傾向にあることを受けて、塩分入りの飴・タブレット・金平糖・ゼリーなどの熱中症対策や夏バテ対策に適した多くの菓子が並ぶ。

 今年に関しては、9月のシルバーウィークや最大9連休が見込まれる年末年始などを挙げ、連休が多い年と位置付け、連休により高まる菓子需要の取り込みに好適なカテゴリとして、珍味や豆菓子のアソート品などを紹介した。

 「生活の変化」と題したコーナーでは、タイパ・個食化の進行により簡便な食需要が拡大していることや単身世帯・高齢者単身世帯が今後も増加見込みであることに触れ、関連商品を紹介。睡眠(眠活)や防災・非常食に適した商品も取り揃える。

 気分や体調に合わせて栄養素を摂りたいニーズが高まる一方で、後ろめたさを感じつつも、あえて楽しむ背徳感まじりの消費行動がSNSやメディアを中心に若い世代のトレンドになっているとの見立ても明らかにした。

 そのほか、平成・昭和レトロや人気の韓国菓子といったトレンドや推し活を切り口にした駄菓子、詰め合わせ菓子の進化系など多彩に提案。

 ロス削減と店舗運営の効率化を図れる次世代ロングライフ・スイーツとしてバームクーヘンなどの半生菓子を紹介。

 売場提案以外では、均一菓子の「自然味良品」や「個食美学」などエヌエスグループのPB商品のコーナーや海外商品のコーナーなどが設けられている。


 なお、エヌエスグループ11社は、イシカワ・稲垣・えびす本郷・桑名屋・白石・鈴木商店・外林・大黒屋・大善・冨士屋本店・渡辺商店で構成される。

ソース
編集部おすすめ