大韓サッカー協会(KFA)は14日、9月から10月にかけて開催される国際親善試合に向けた韓国代表メンバー30名を発表した。

 今夏に北中米3カ国で共催されたFIFAワールドカップ2026では、2大会ぶりにグループステージ敗退の憂き目を見た韓国代表。
チェコ代表との初戦を2-1で制したものの、第2戦でメキシコ代表に0-1、第3戦では南アフリカ代表にも0-1で敗れ、グループAの3位で大会を終えた。同大会は48カ国が出場し、グループステージでは各組上位2チームに加えて、各組3位のうち成績上位8チームが決勝トーナメントへ進む方式だったが、韓国は3位チームによる比較でも突破圏に届かなかった。

 大会終了後、チームを率いていたホン・ミョンボ前監督が退任。ホン・ミョンボ監督にとっては2014年のブラジル大会に続き、2度目のワールドカップでのグループステージ敗退となった。

 韓国サッカー協会(KFA)は、その後すぐに後任の正式監督を決めるのではなく、9月、10月の国際Aマッチ期間を暫定監督体制で乗り切る方針を採用。ワールドカップ敗退からわずかな期間で正式監督を選定するのではなく、秋の6試合を経て、正式に新体制を構築する道を選んだ。

 そして9月1日、KFAはスペイン人のロベルト・モレノ氏を暫定監督に任命した。48歳のモレノ氏は、スペイン代表、バルセロナ、ローマなどで指導経験を持つ人物。スペイン代表ではルイス・エンリケ氏(現:パリ・サンジェルマン監督)のアシスタントを務めたほか、2019年には同代表を監督として指揮している。

 モレノ氏との契約は11月27日まで。ただし、今秋の試合内容や結果次第では、2027年1月に開催されるAFCアジアカップサウジアラビア2027まで引き続き指揮を執る可能性も残されている。まずは秋の6試合が、モレノ体制の今後を左右する重要なテストとなる。


 その初陣となるのが、今回の代表シリーズだ。韓国代表は9月24日に『水原ワールドカップ競技場』でエクアドル代表と、続く28日には『ソウルワールドカップ競技場』でウルグアイ代表と顔を合わせる。10月に入ると、2日に『蔚山文殊サッカー競技場』でベネズエラ代表と、6日には『龍仁ミルスタジアム』でウズベキスタン代表と激突する。

 韓国代表は今回のインターナショナルマッチウィークで、エクアドル代表、ウルグアイ代表、ベネズエラ代表、ウズベキスタン代表との4連戦に臨むが、そんなチームのメンバーが発表された。韓国代表の“象徴”でもあるFWソン・フンミンを筆頭に、DFキム・ミンジェやMFイ・ガンインら、欧州の最前線で戦う選手たちを順当に招集した。

 Jリーグからも3名が選出。FIFAワールドカップ2026を戦ったFC東京のGKキム・スンギュ、鹿島アントラーズのDFキム・テヒョンに加えて、同大会では選外となった清水エスパルスのFWオ・セフンも招集された。オ・セフンは昨年9月のインターナショナルマッチウィーク以来、およそ1年ぶりの韓国代表復帰を果たしている。

 ワールドカップでの失意から約3カ月。ホン・ミョンボ体制からモレノ体制へと舵を切った韓国代表にとって、今回の4連戦は単なる親善試合ではない。新指揮官の下でどのようなサッカーを構築し、チームを立て直していくのか。その第一歩が、9月24日のエクアドル戦で示されることになる。


 韓国代表のメンバー30名は下記の通り。

■韓国代表
▼GK
ク・ソンユン(FCソウル)
キム・スンギュ(FC東京/日本)
ソン・ボムグン(全北現代)
チョ・ヒョヌ(蔚山HD)
▼DF
キム・ゴンヒ(仁川ユナイテッド)
キム・ミンジェ(バイエルン・ミュンヘン/ドイツ)
キム・テヒョン(全北現代)
キム・テヒョン(鹿島アントラーズ/日本)
イ・テソク(アウストリア・ウィーン/オーストリア)
イ・ハンボム(クラブ・ブルッヘ/ベルギー)
ソル・ヨンウ(アウクスブルク/ドイツ)
チョ・ウィジェ(全北現代)
チョ・ヒョンテク(蔚山HD)
チェ・ジュン(FCソウル)
▼MF
キム・ミンス(レンジャーズ/スコットランド)
キム・ボンス(大田ハナシチズン)
パク・ジンソプ(浙江職業足球倶楽部/中国)
パク・テジュン(金泉尚武)
ペク・スンホ(バーミンガム/イングランド)
ソン・ミンギュ(CDナシオナル/ポルトガル)
イ・ガンイン(アトレティコ・マドリード/スペイン)
イ・ジェソン(マインツ/ドイツ)
チョン・スンウォン(FCソウル)
ファン・インボム(ポルト/ポルトガル)
ファン・ヒチャン(シャルケ/ドイツ)
▼FW
ソン・フンミン(ロサンゼルスFC/アメリカ)
オ・セフン(清水エスパルス/日本)
オ・ヒョンギュ(ベシクタシュ/トルコ)
イ・ドンギョン(蔚山HD)
チョ・ギュソン(ミッティラン/デンマーク)


【ハイライト動画】韓国代表の運命を変えた北中米W杯南ア戦



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