今夏に日本代表MF佐藤龍之介が加入したバレンシアは、ラ・リーガ開幕から5試合で1分4敗と苦しい船出に。開幕節でセルタとスコアレスドローに終わると、その後はベティス、デポルティーボ、バルセロナ、セビージャに4連敗を喫し、現在は勝ち点「1」の最下位に沈んでいる。この成績不振を受け、クラブはカルロス・コルベラン監督、さらにはサッカー部門のロン・ゴーレイCEO(最高経営責任者)をはじめとした幹部を一斉に解任した。
新たに就任したブラウリオ・バスケスSD(スポーツディレクター)のもとで新監督探しに着手しているバレンシアだが、有力候補として浮上していたエルネスト・バルベルデ氏の招へいは実現しない見通しだという。報道によると、バルベルデ氏はバレンシアからのオファーに感謝の意を表しつつ、少なくとも今シーズンはどのクラブも率いず、指導現場から距離を置く意向を改めて示したようだ。
現在62歳のバルベルデ氏はアスレティック・ビルバオで指導者キャリアをスタートさせ、その後はエスパニョールやオリンピアコス、ビジャレアル、バレンシアの監督を歴任。2017年夏から約2年半指揮を執ったバルセロナでは、ラ・リーガ連覇やコパ・デル・レイ優勝を成し遂げた。2022年夏には古巣アスレティック・ビルバオに復帰し、2023-24シーズンには40年ぶりにコパ・デル・レイを制覇。昨シーズン限りで退任し、現在はフリーの身となっている。
当面はセカンドチームを率いるオスカル・サンチェス監督がトップチームの指揮を執ることとなっているバレンシア。バルベルデ氏の他には、かつてレアル・ソシエダやオサスナ、マジョルカを率いていたハゴバ・アラサテ氏や、セビージャでヨーロッパリーグ(EL)、オリンピアコスでヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)を制覇したホセ・ルイス・メンディリバル氏の名前が候補として挙がっているという。

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