28年ロサンゼルス五輪で120年ぶりに競技復活するラクロス女子の世界選手権(24日開幕、東京・大井ほか)に向けた開幕会見が21日、都内で行われ、宮沢明日香ヘッドコーチ(HC)、日本代表22人が出席した。

 会見が始まり、ゲストの松岡修造氏と元サッカー日本代表の中沢佑二氏が冒頭で紹介されると、そこからトークを展開。

チームの主力に中沢のまな娘のこころ、ねがい姉妹がいると知った松岡は、早速、反応。舞台前に2人を連れ出し、いきなり親子競演が実現した。こころは「ワクワクしていて、やってやるぞの気持ち」と話し、ねがいも「チーム一丸」を強調。父の中沢は「サッカーで私ができなかったことを世界でやってくれることを期待している」と親心をのぞかせる。ねがいは松岡から願いを聞かれると「メダルを獲ること」と力強く言った。

 その後、3人でラクロスをし、松岡も飛び入り参戦。なかなかうまくいかない松岡の姿に大爆笑が起こった。

 2人は世界と互角に渡り歩いた父譲りの類いまれな身体能力と精神力を武器に、チームをけん引している。早くから世界の頂を夢見て、大学から米国に留学し、研さんを積んできた。トークセッションでは、チームのコンセプトにちなみ「私は、〇〇をBEYONDする。」をテーマにそれぞれがフリップに越えたいものを記し、現役時代の父と同じ背番号「22」を背負うねがいは『父」と掲げた。「父のストイックさをみてきた。父を越えていかなくてはいけない」と熱い思いを伝えた。

最後は松岡、中沢、チーム全員が円陣を組み声を出して締めた。

 女子は過去22年の5位が最高。世界の勢力図は、米国、カナダが強国でイングランド、オーストラリアと続く。日本も2番手グループに位置している。今はマイナー競技の域を出ないとはいえ“五輪前哨戦”で初のメダル獲得となれば、注目度はがぜん上がる。

 ◆世界選手権 日本開催は97年以来、29年ぶり。今大会は五輪採用の6人制ではなく、伝統形式の10人制。16か国が参加し、4つのグループに分かれて対戦する。予選D組の日本は、チェコ、イスラエル、フィリピンと同組。予選1、2位が準々決勝へ、3位が9~12位決定戦へ、4位が13~16位決定戦に進出する。日本の初戦は、24日でチェコと戦う。

 予選リーグから準々決勝までは大井ふ頭中央海浜公園ホッケー競技場、準決勝以降は秩父宮ラグビー場で行われる。

編集部おすすめ