キングジョージ6世&クイーンエリザベスS・英G1で2着に敗れたカランダガン(セン5歳、仏国・フランシスアンリ・グラファール厩舎、父グレンイーグルス)は8月4日、連覇がかかるジャパンC・G1(11月29日、東京競馬場・芝2400メートル)を秋の大目標とすることが分かった。

 英インターナショナルS・G1(8月19日、英国・ヨーク競馬場・芝2050メートル)への登録を見送っており、十分な休息を取って秋に備える。

英国競馬メディアのアットザレーシズで、アガ・カーン・スタッドのマネージャー兼取締役のネモーヌ・ルース氏は「ヨークに行くのは正しい選択ではないと考えました。彼は夏休みを少し取って、国際レースへの出場を目指すことになる。おそらくジャパンCになるだろう」と見解を述べた。

 連覇のかかる英チャンピオンS・G1(10月17日、英国・アスコット競馬場、芝1990メートル)に登録しているが、ルース氏は「昨年は馬場状態に恵まれました。でも、過去のように馬場が重くなった場合、ジャパンCに向けた準備として出走するかどうかは分かりません」と出走には慎重だ。

 米国のブリーダーズカップ、香港カップは眼中にない。ルース氏は「ジャパンCを目指すのであれば、最優先目標にしなければなりません。最高のパフォーマンスを発揮したいのであれば、他の国際レースの後にジャパンCに出走するべきではありません。彼が東京以外で姿を見せる可能性は低いだろう。それが現時点での我々の考えだ」とコメントしている。

 昨秋、ジャパンCの報奨金制度が見直され、2年以内に特別指定競走を勝っている外国馬が出走した場合、着順に応じた報奨金が交付され、1着の場合は500万米ドル(約7億8366万円=フランスギャロの2026年レートから換算)。カランダガンは昨年、対象レースのキングジョージ6世&クイーンエリザベスS、英チャンピオンSで勝利。

今年のジャパンCで勝てば1着賞金の5億円に加え、約7億8366万円の報奨金が獲得できる。合計13億円近いビッグマネーをゲットすることが可能だ。

 これまでジャパンCでの連覇は2012、13年に制したジェンティルドンナだけで、カランダガンが達成すれば史上2頭目になる。他に2勝は18、20年に隔年で制したアーモンドアイがいる。

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