卓球 ◇WTTチャンピオンズ横浜 最終日(9日、横浜BUNTAI)

 男子シングルス準決勝が行われ、世界ランク3位で第1シードの松島輝空(そら)が、準決勝で同5位の昨年大会王者・張本智和(トヨタ自動車)との日本勢対決に2―4で敗れた。

 国際大会では松島の1勝4敗だったが、全日本選手権では、昨年と今年1月にともに準決勝で対戦し、4―1、4―3で連覇した松島に軍配が上がっていた。

 第1ゲーム(G)は張本智の勢いに押され、相手の代名詞・チキータ(台上での攻撃的なバックハンドレシーブ)も止められず、4―11であっという間に奪われた。第2Gもサーブを早めに変えて先手を取った張本が11―9で連取した。

 松島の0―2の第3Gは1―2から4連続得点。7―6で迫られた場面で打ち合いを制し、11―8で奪い返した。第4Gもチキータレシーブで攻撃的に仕掛け、先手を取った。だが、6―4から張本にバック対バックのラリーで押され、3連続失点。6―7でたまらずタイムアウトを取った。フォアストレートで反撃し、ジュースとなった。両者打ち合いで譲らない中、松島が17―15で取り切った。

 2―2の第5Gは1―3から4連続得点で流れをつかんだかと思われたが、張本の反撃にあった。5―3から8連続失点で落とした。

 2―3で後がなくなった第6Gは勢いを加速させる張本に食らいついたが、競り負け力尽きた。

 急成長を見せてきた。昨年11月のWTTチャンピオンズ・フランクフルト大会を初制覇し、今年7月の米国スマッシュでは史上最年少19歳で初制覇を遂げた。昨年大会で20位だった世界ランクは5位の張本を抜いて、日本勢トップの3位に浮上。今大会はチャンピオンズで初の第1シード選手として臨んだ。

 昨年大会は2回戦でパリ五輪銀メダルのT・モーレゴード(スウェーデン)に1―3で敗退し、悔しさが残る大会だ。1回戦から順当に勝ち上がり、準々決勝では世界ランク9位の張禹珍(韓国)に死闘の末、4―3で競り勝ち、4強入りしていたが、地元でチャンピオンズ2勝目の夢は破れた。

 ◆WTTチャンピオンズ横浜 WTT(国際大会の子会社)が運営する世界ツアーで、格付けはグランドスマッシュ、ファイナルズに次ぐ3番目。男女シングルスが行われ、世界ランク上位30人と開催国1、WTT指名の1人ずつの男女各32人のみが参加。日本開催は昨年に続き2回目となり、横浜BUNTAIで4~9日まで。賞金総額は50万米ドル(約8000万円)、優勝賞金は4万米ドル(約640万円)。日本勢は男女各5選手が出場。

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