◆第30回北海道スプリントカップ・Jpn3(8月13日、門別競馬場・ダート1200メートル、良)

 3歳馬によるダートスプリント重賞が10頭立てで行われた。1番人気のベストグリーン(牡3歳、北海道・田中淳司厩舎、父スマートファルコン)がゴール前で差し切り、2馬身差をつけてダートグレード競走初勝利を飾った。

勝ちタイムは1分11秒9。

 落合玄太騎手は2020年メイショウアイアン、22年ダンシングプリンスに続く当レース3勝目。20年のメイショウアイアンは田中淳調教師の管理馬で、このコンビで6年ぶりの勝利。また、地方所属馬も6年ぶりの勝利となった。

 同馬は昨年のNARグランプリ・2歳最優秀牡馬。地元の門別で栄冠賞、ブリーダーズゴールドジュニアCを制し、川崎に遠征した鎌倉記念でもV。地方重賞を3勝し、全日本2歳優駿・Jpn1でもパイロマンサーなどの強豪を相手に3着と力を示した。今年はサウジダービーで9着、古馬の一線級スプリンターが相手のさきたま杯で8着と強豪を相手に果敢なチャレンジをしてきた。2走前のコデマリ特別など2戦2勝だった門別の1200メートルで、JRA勢を相手に強さを見せつけた。

 3番人気だったJRAのエコロレーヴ(阿部龍騎手)が2着、2番人気だったJRAのトウカイマシェリ(石川倭騎手)が3着だった。

 落合玄太騎手(ベストグリーン=1着)「(今の気持ちは)少なからずプレッシャーもありましたので、ホッとしています。

 (プレッシャーはどれくらい?)どれくらい、難しいですね。

 (馬の状態は)調教の動きからも抜群に具合は良かったですし、返し馬も前回、こっちで乗せていたときよりも力も抜けていて、柔らかい跳びをしていたので、すごくいい雰囲気だと思ってレースに臨みました。

 (隣のトウカイマシェリが出遅れた)あの馬とエコロ(レーヴ)が相手と思っていたので、五分に出たら向こうがどういう競馬をするかというのがあったのですけど、横目で出ていないのが分かったので、目標を前に切り替えてレースを進めました。

 (風については)風は特に問題なかったです。

 (ハイラップでレースは進んで、最後の直線は)直線に入って、ちょっと行ったときに、僕の(馬の)脚がたぶん最後には勝っているだろうなと思っていました。

 (大きなレースをひとつ取った。ここからがスタート地点)やっとグレード(競走)を勝つことができました。デビュー前から期待されていた馬なので、これからもっともっと大きな舞台で強い馬を相手にして、いい競馬をできたらなと思います。

 (最後にファンにメッセージを)競馬場に足を運んでいただいて、ありがとうございます。ベストグリーン、無事に勝つことができました。これからもダートグレードで、中央馬を相手に強い競馬を見せたいの思うので、また応援をよろしくお願いします。

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