サッカー天皇杯 ▽2回戦 甲府3―1札幌(26日・大和ハウスプレミストドーム)

 J2北海道コンサドーレ札幌が、2年連続で天皇杯初戦で敗れた。J2甲府戦は前半30分、DF高尾瑠(29)の右ミドル弾で先制。

前半は終始ペースを握り続け、1―0で試合を折り返した。

 しかし後半、流れが一変する。同14分に追いつかれると、同25分、36分と失点。反撃を試みるも得点とはならず、1―3で敗戦。昨年、J2大分にPK戦で敗れたのに続き、初戦の2回戦で姿を消すこととなった。

 川井健太監督(45)は「前半に関しては危なげない、かつ、それが通ればあと1点2点という形は作れていた」と45分を振り返った。そこからの逆転負けに「そこ(前半)で取れなかったのが我々の結果に結びついていないところ。失点も約束事として『それは絶対にないよね』というのが出てしまった」と練習の成果が出なかったことを強調。「我々が自滅した後半」と悔しさをかみ殺した。

 1―4で敗れた大宮戦から先発全員を入れ替えて臨んだ。センターバックは韓国人DF金健雄(28)と野瀬翔也(23)と、今季加入した2人が“札幌デビュー”を飾った。後半31分にはタイ人MFイッティモン(18)も出場と、新戦力がピッチに立った。

リーグ戦も見越しての起用も結果にはつながらず、川井監督は「試合勘というところでは少し足りなかった。まだまだ改善しなければならない」と更なる奮起を促した。

 リーグ戦から公式戦3連敗という結果に、試合後には本拠地のファンから大きなブーイングも飛んだ。指揮官は「受けても仕方ない」と納得した上で「今、一番我々に効くのはファン、サポーターの厳しい声。自分たちの力で覆していくしかない」と決意を口にした。

 くしくも29日のリーグ戦の相手は、この日と同じ甲府。4月のJ2・J3百年構想リーグでは1―2で敗れている敵地での今年2度目の戦いへ。川井監督は「そこでしっかりと(借りを)返したい」と雪辱を誓った。

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