バレーボール女子日本代表が31日、銅メダルを獲得したアジア選手権(中国・天津)を終えて羽田空港に帰国した。

 アジア選手権は2028年ロサンゼルス五輪の予選を兼ね、優勝チームに五輪の出場権が与えられた。

日本女子は29日の準決勝で連覇したタイに1―3で敗れ、最短での切符獲得を逃した。主将の石川真佑(エジザジュバシュ)らは悔し涙を流した。石川が帰国後の空港で会見し「私たちを応援して背中を押して下さったことに感謝しています。その期待に応えることができなくて、本当に申し訳ないと思っています」と神妙な面持ちで謝罪した。

 30日の3位決定戦ではイランに3―0で勝ち、3位以内に与えられる27年W杯の出場権は死守した。「3位という結果に終わって悔しさがあります」と笑顔はなし。同大会も五輪予選を兼ね、有資格チームを除き、上位3チームが切符を獲得する。欧州の強豪もひしめくが、石川は「私たちに五輪の出場権を取るチャンスはまだある。ここから自分たちが強くなって、自分たちの手でつかみ取る目標をもって一歩ずつ成長していきたい」と出直しを期した。

 3位決定戦の後、フェルハト・アクバシュ監督の指令でチームミーティングを開いた。「信頼し合うこと」とチームが1つになる重要性を確認し合った。優勝したタイと中国の決勝戦も見学し、強いチームを築くためのヒントも得た。

石川は「つながりのところは欠けていた部分。お互いが腹をくくって伝えるべきところを伝えられていなかった。そういう部分が足りていなかった」と反省し「チームとしてまとまって戦って行くことが勝ちにもつながると決勝戦を見て感じました」と、強いチームを築くための課題を掲げた。

 女子日本代表は9月19日開幕の愛知・名古屋アジア大会(小牧市、岡崎市)に向かう。石川はメンバーに選出されておらず、今季の代表活動は終了。10月4日開幕の新天地、トルコリーグに備える。「新しい環境で新しく学ぶことだったり、いろんな刺激を受けながら自分が成長できると思っている。経験をまた来季の日本代表で出していけるように、しっかり強くなっていきたい」と決意を新たにした。

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