マキタスポーツプチ鹿島、サンキュータツオが語り合う番組「東京ポッド許可局」。今回の放送は「メニュー論」をお送りしました。

マキタ:この前、3人で喋ったときに、メニューの話になったじゃないですか。
タツオ:飲食店で出てくるメニューね。
マキタ:そう、お品書き。あれについて話が出たとき、俺とタツオが全然論点が噛み合わなくて。
鹿島:まだ収まりがつかない?じゃあ今週もやろう!
マキタ:やりますか?
鹿島:やります!
タツオ:どういうことなんでしょうか?(笑)
マキタ:まず、メニューを見ることは好きですか?

”飲食店のメニューには中心点がある”マキタスポーツが語る”メ...の画像はこちら >>

タツオ:メニューが好きか嫌いかを意識したことなかったな…(笑)
マキタ:なるほど、漠然と体を持っていってるんだ?
タツオ:「なにを食べようかな?」と思ってメニューを見るんだけど、「メニューが好きだ」と思ってメニューは見ない。
マキタ:俺は実際にはそんなことしないけど、メニューを家に持って帰りたいくらい好きなんです。
タツオ:まぁ、気持ちはわかるし、持って帰りたいメニューもあるよね。
マキタ:メニューを持って帰りたいけど、持って帰っちゃいけないでしょ? だから、そこで判断するしかないじゃないですか。にしては、メニューに書かれていることが1回では掬い取ることができないんです。
タツオ:食べたいものを選ぶんじゃダメなんですか?
マキタ:「食べたいものを選ぶ」とおっしゃいましたが、本当に選べてますか?
タツオ:選ばされている。
マキタ:その可能性もあるんですよ。
鹿島:言われてみればそうだな。

俺は一度も選んでないのかもしれない。

”飲食店のメニューには中心点がある”マキタスポーツが語る”メニュー論”とは

タツオ:本当に? 選ばされてる?
マキタ:そうなんだよ。タツオは漠然とそこにぼんやりとした"てい"を持っていって。
タツオ:「ぼんやりした体」って言い方、やめて。
マキタ:ぼんやりとした空腹を抱えて、ぼんやりとした気持ちでメニューを見て、季節の変わり目にあるおすすめメニューみたいなやつがドンと出てきたとして、本当はこっち側のものが興味あったのに、「そういえばいちごの季節か。いちごのものでも頼もうかな」みたいなことになったときに、「大丈夫ですか?」という話です。
タツオ:(笑)

”飲食店のメニューには中心点がある”マキタスポーツが語る”メニュー論”とは

マキタ:あるいは、「季節のおすすめ」とか「店長のおすすめ」みたいなものが出てきたときに身を委ねるのもいいと思うの。
タツオ:以前言っていたのは、「売れてます」というのと「店長おすすめ」というのは「何なんだ?」っていう。たしかに、明確に「これが食べたい」と思ってお店に行く場合もあれば、「脂っこいものがいいな」「今日はさっぱりしたものだな」みたいなもののなかでメニューに提案されるパターンもある。それか丸腰で、お腹空いたけどなに食べればいいかわからないとき。
マキタ:それがぼんやりした"てい"ね。
鹿島:もしかしたら、まだちゃんと生きてないのかもしれない。

俺は反省しちゃうな。俺で言うと、とんかつ屋さんに行くでしょ。これは毎回だし、未来の自分もやると思うんですけど、まずロースがいいのかヒレがいいのか。ロースを食べるつもりで行くんです。でも、ヒレも美味そうなんです。脂もそんなになく。でも、せっかくたまに行くならロースじゃん。で、半々のを探すんだけど、意外とないんだよ。お店も意地悪だから。
タツオ:お店が意地悪でやってるわけじゃないです。
鹿島:いや、半々のがあっていいじゃん。
タツオ:ミックスフライ定食はあるのに、ロースとヒレの半々のはない。

鹿島:でも、半々のを頼んだとして、なにか大事なものを半分失っている気がして。それが寄せ集めの半々かもしれないじゃないですか。もちろん、これは僕の妄想ですよ。でも、ちゃんと「ロース1人前」や「ヒレ1人前」のほうが良いロース、良いヒレであったりする可能性があるじゃないですか。ずっとそういうことを考えちゃうんです。

TBSラジオ『東京ポッド許可局』より抜粋)

編集部おすすめ