2026夏は「クールケーション」が新定番に!? 検索急増の「...の画像はこちら >>

記録的な猛暑が予想される2026年の夏、旅行者の間では涼しい気候を求めて旅をする「クールケーション」への関心が急増しています。
デジタル旅行プラットフォーム「アゴダ(Agoda)」の2026年7月~9月宿泊検索データ分析によると、高原や山岳リゾートを中心とした避暑地への検索数が前年同期比で最大277%増加しました。

現在のトレンドは、単に「涼しい場所」に行くことではなく、現地での温泉や地域グルメ、そして「そこへ向かう列車や移動そのもの」を楽しむこと。本記事では、2026年夏に旅行関心が急上昇している避暑地ランキングTOP5とともに、今年限定のラストラン観光列車や絶景路線など、旅行・鉄道ファン必見の最新アクセス&観光トピックスをまとめて解説します。

旅行関心が急上昇する「クールケーション」とは?

夏の厳しい暑さを避け、自然の中でリフレッシュする新しい旅行スタイル「クールケーション」。国内の旅行動向を分析した最新データによると、2026年の夏後半(7月~9月)に向けて、涼しく快適に過ごせるエリアの宿泊検索数が軒並み増加しています。

デジタル旅行プラットフォーム「アゴダ」が発表したデータによると、以下の5つのエリアが特に注目を集めています。

【夏後半に向けて旅行関心が高まった避暑地 TOP5】
1位 蓼科高原(長野県):277%増
2位 富良野(北海道:229%増
3位 湯沢(新潟県):202%増
4位 軽井沢(長野県):161%増
5位 松本・上高地(長野県):133%増

単に気温が低いだけでなく、温泉、アウトドア、歴史的な観光スポットなど、その土地ならではの付加価値がある地域が選ばれる傾向にあるようです。ここからは、各エリアの見どころを紹介します。

検索数急増!注目の避暑地TOP5の見どころ

第1位:蓼科高原(長野県)

2026夏は「クールケーション」が新定番に!? 検索急増の「避暑地ランキングTOP5」。涼しさと移動を楽しむ、電車で行くおすすめ観光情報も
蓼科「白樺湖と蓼科山」

検索数が最も高い伸びを示した蓼科高原は、標高が高く夏でも過ごしやすいリゾート地です。豊かな自然の中でのハイキングのほか、ビーナスラインなど絶景のドライブコースも充実しており、首都圏からのアクセスも良好です。

文豪が愛した秘湯とドライブ旅

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蓼科親湯温泉の周辺を走る山岳ドライブルート「信州ビーナスライン」

蓼科エリアは、太宰治や小津安二郎など多くの文化人に愛された歴史ある温泉地でもあります。茅野駅からバスでのアクセスも整備されていますが、レンタカーを利用してビーナスラインを駆け抜ける爽快感は格別です。周辺の観光拠点としても機能するため、連泊でのんびり過ごすのがおすすめです。

【参考】創業100年!太宰治や小津安二郎も愛した信玄の秘湯「蓼科 親湯温泉」1万円割引券付きの記念プラン!ビーナスラインや諏訪の観光拠点にも(※2026年6月掲載) https://tetsudo-ch.com/13030831.html

第2位:富良野(北海道)

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富良野「フラワーランドかみふらの」

広大な田園風景や色鮮やかな花畑が広がる富良野は、夏の北海道観光の王道です。涼しい気候の中で、ご当地グルメや多彩なアウトドア体験を満喫できるため、避暑と観光を兼ねた旅行先として圧倒的な支持を得ています。

ノロッコ号ラストランに湧く北の大地

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「富良野・美瑛ノロッコ号」

今年の富良野は、鉄道ファンにとって特別な夏となります。

長年愛されてきた「富良野・美瑛ノロッコ号」が2026年夏でついにラストランを迎えます。旭川~富良野間などをのんびりと列車に揺られつつ、車窓からの景色を眺める体験は今年が最後。周遊バスと組み合わせたおトクなきっぷも発売されており、乗り納めと避暑を兼ねた旅行がおすすめです。

【参考】富良野・美瑛ノロッコ号が今年で引退【2026夏 ラストラン】28年の歴史に幕を閉じる運行ダイヤ・お得なきっぷ、富良野からの周遊バスも(※2026年6月掲載)https://tetsudo-ch.com/13030083.html

第3位:湯沢(新潟県)

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越後湯沢「不動滝」大ゼン

冬のスノーリゾートのイメージが強い湯沢ですが、夏は緑豊かな山々に囲まれた避暑地へと姿を変えます。上越新幹線を利用すれば東京から最短約70分というアクセスの良さもあり、短期間の旅行や週末の弾丸リフレッシュに最適なエリア。世界最大級クラスの「湯沢高原ロープウェイ」なども話題を集めています。

モグラ駅や臨時列車で楽しむ夏の越後

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臨時列車「谷川岳もぐら」「谷川岳ループ」はE257系で運行

湯沢周辺は鉄道見どころの宝庫でもあります。特に注目したいのが、湯沢へ向かう上越線の道中、県境手前にある群馬県の「土合駅」。日本一のモグラ駅として知られ、標高差約70メートルの地底空間は真夏でもひんやりとしており、天然のクーラーを体感できます。さらに、2026年夏も臨時特急「谷川岳もぐら」が運行されており、新幹線と在来線を乗り継いで非日常の駅空間へ向かうルートは、鉄道ファンのみならず一般の旅行者にも大人気です。

【参考】日本一のモグラ駅・標高差約70メートルの土合駅へ! 臨時特急「谷川岳もぐら」「ループ」「山開き」運転日時と運転区間まとめ(2026年夏)(※2026年5月掲載) https://tetsudo-ch.com/13029351.html

第4位:軽井沢(長野県)

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軽井沢「白糸の滝」

古くから日本の代表的な避暑地として知られる軽井沢。豊かな自然と、アウトレットモールやおしゃれなカフェが並ぶ洗練された街並みが融合し、家族連れからカップルまで幅広い層に愛されています。森林散策やサイクリングなど、思い思いの時間を過ごせます。

駅跡地再開発と洗練されたリゾート滞在

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「軽井沢 T-SITE」イメージ

軽井沢は駅周辺の開発も進んでおり、かつてのJR線路跡地に誕生した「軽井沢 T-SITE」は新たな文化発信拠点として話題を呼んでいます。

アクセスも至便で、北陸新幹線でのアプローチはもちろん、しなの鉄道の車両に揺られながらローカル線の風情を味わうのも一興です。

【参考】しなの鉄道が軽井沢へ4月11・12日に臨時列車!JR線路の跡地にできた「軽井沢 T-SITE」開業記念、”快速さくら号”を運行(長野県)(※2026年4月掲載) https://tetsudo-ch.com/13026365.html

第5位:松本・上高地(長野県)

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上高地「穂高連峰と清流梓川」

特急「あずさ」に乗って新宿から一本でアクセスできる松本駅周辺では、国宝・松本城を中心とした歴史・文化観光を楽しめます。避暑地、上高地方面へは通年マイカー規制が行われているため、アルピコ交通の上高地線(松本~新島々)と路線バスを乗り継ぐルートが定番。ローカル線に揺られながら、徐々に涼しい山岳リゾートへ向かっていく高揚感と車窓風景は、このルートならではの醍醐味です。

アルプスの絶景と城下町めぐり

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かつては松本駅前からチンチン電車が走っていた浅間温泉(画像:鉄道チャンネル)

松本は、周辺の温泉地へのゲートウェイでもあります。松本駅からバスでアクセスできる浅間温泉では、星野リゾート「界 松本」が8月4日にリニューアルオープンするなど、宿泊施設のアップデートも進んでいます。

【参考】星野リゾート「界 松本」8/4リニューアル! 浅間温泉の観光スポットから界ブランド初の“夕食イタリアン”まで至福の滞在を解説(2026年最新)(※2026年5月掲載) https://tetsudo-ch.com/13028278.html

気候の快適さに加えて「移動と体験」がカギに

涼しさを求めて避暑地へ向かう「クールケーション」。ただ暑さをしのぐだけでなく、引退が迫る観光列車に乗る、歴史ある秘湯に浸かる、新しい商業施設を訪れるといった、その土地ならではのトピックスが旅行のモチベーションに直結しています。

高冷地の爽やかな空気だけでなく、今しか乗れないラストラン列車や、ひんやりとした地底駅、注目のリニューアル宿など、2026年の夏は「移動とその土地ならではの体験」を味わうクールケーションがおすすめです。
人気の観光列車や避暑地のホテルは夏休み期間中に混雑が予想されるため、早めのダイヤ確認やチケット手配がカギとなります。猛暑を乗り切る旅の候補として、次の休日は「涼と鉄道」を楽しむ避暑地へ出かけてみてはいかがでしょうか。

(画像:Pixta)

鉄道チャンネル編集部
(旅と週末おでかけ!鉄道チャンネル)

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