国内で北アイルランド代表と戦ったフランス代表 Photo/Getty Images
日程や移動距離が影響か
北中米ワールドカップ開幕が迫るなか、フランス代表が他の欧州強豪国とは異なる調整方法を選択している。『sky sports』が報じた。
日本代表をはじめとする多くの代表チームが早い段階でアメリカ大陸へ渡航し、現地の気候や環境への適応を進める一方で、フランス代表は直前まで国内でトレーニングキャンプを実施。ワールドカップ前最後の強化試合もコートジボワール代表、北アイルランド代表を相手に母国で戦った。
この判断の背景には、すでに3月の代表ウィークで北米遠征を経験していることがある。当時のフランス代表はレアル・マドリード所属のFWキリアン・ムバッペら主力選手を招集し、アメリカでブラジル代表とコロンビア代表との親善試合を実施。大会前に現地環境を確認していた。
さらに、フランス代表はグループステージ初戦が6月16日のセネガル代表戦と、有力国の中では比較的遅い日程となっている。そのため、現地入りを急ぐ必要がなかったとみられる。
加えて、グループステージでの移動負担が非常に少ない点もフランスにとって追い風となりそうだ。フランス代表はニュージャージー、フィラデルフィア、ボストンでグループリーグを戦う予定で、総移動距離は約334マイル(約538キロ)と全出場国の中でも最少クラスとなる。
一方で、優勝候補に挙げられるイングランド代表は約1721マイル(約2770キロ)、スペイン代表は約1469マイル(約2364キロ)の移動を強いられる予定だ。
2018年ロシア大会を制し、2022年カタール大会では準優勝に輝いたフランス代表。今大会の優勝候補は、周到な準備と移動面でのアドバンテージを武器に世界一奪還を狙う。

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