レアル・マドリードで活躍するヴィニシウス photo/Getty Images
ブラジルとノルウェーがベスト16で対決
ワールドカップのラウンド16で、ブラジルとノルウェーが激突する。優勝候補のブラジルは日本との対戦を逆転で制した。
両チームをけん引するのは、いずれもレアル・マドリードで将来を期待されていたノルウェー代表のMFマルティン・ウーデゴーとブラジル代表のFWヴィニシウス・ジュニオールだ。ともに若くしてスペインの名門へ加わり、現在は世界屈指の選手として活躍している。両者のキャリアを『as』が紹介した。
2015年、レアル・マドリードは当時16歳だったウーデゴーを獲得。クラブ史上でも異例の若さで加入したノルウェー人MFは、まずレアル・マドリード・カスティージャで経験を積み、ジネディーヌ・ジダンの下で成長を遂げた。
トップチームではカルロ・アンチェロッティの下、16歳5か月でラ・リーガデビューを果たしたものの、出場機会には恵まれず、複数クラブへのレンタル移籍を経験。その中でもレアル・ソシエダで才能を開花させた。
その後レアル・マドリードへ復帰したが、十分な出場時間は得られず、最終的にアーセナルへ移籍。現在はキャプテンとしてチームをけん引し、今シーズンはプレミアリーグ優勝を果たしたほか、チャンピオンズリーグでもあと一歩で頂点というところまで迫った。
一方、レアル・マドリードはウーデゴー獲得後も若手有望株への投資路線を継続。2017年には、当時17歳だったヴィニシウスをフラメンゴから4500万ユーロで獲得した。
高額な移籍金には懐疑的な声も少なくなかったが、その評価はすぐに覆された。18歳でスペインへ渡ったヴィニシウスもカスティージャを経てトップチームへ昇格すると、サンティアゴ・ソラーリの下で早くから才能を発揮した。
加入から9年が経った現在では、チャンピオンズリーグ2度、ラ・リーガ3度の優勝を含む14タイトルを獲得。かつて背負っていた「28番」から、現在は数々のレジェンドが受け継いできた背番号「7」を託され、レアル・マドリードの象徴的存在となっている。
ブラジルはグループリーグで苦戦する時間帯もあったが、日本戦ではヴィニシウスが攻撃をけん引し逆転勝利に貢献。一方のノルウェーもコートジボワールに苦戦を強いられたものの、FWアーリング・ハーランドの活躍もありベスト16進出を決めた。
両国が激突する舞台はニューヨーク。優勝候補と目されるブラジルがやや優勢とみられているものの、ノルウェーにも十分に勝機はある。
元レアル・マドリードの逸材として期待を集めたウーデゴーと、現在レアル・マドリードのエースとして世界最高峰の評価を受けるヴィニシウス。異なる道を歩んだ2人が、ワールドカップの大舞台で直接対決を迎える。

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