[W杯マッチ92]ベリンガムが2ゴール決めたイングランドがベ...の画像はこちら >>

2ゴールを決めるなど圧巻のパフォーマンスを見せたベリンガム photo/Getty Images

イングランドが3得点を決めて勝利

MATCH 92 ラウンド16

2026年7月6日 10:00キックオフ(会場:メキシコシティスタジアム)

メキシコ 2-3 イングランド

縦に速い攻撃を軸に今大会で好パフォーマンスを見せ続けるメキシコ。ベスト32ではエクアドルを2-0で下している。一方のイングランドはコンゴ相手に先制を許すも、ハリー・ケインの2ゴールで逆転勝利を挙げた。

この試合は開始前から話題を集めていた。悪天候が予想されており、試合開始時間を早めるかFIFAが協議。最終的には、試合直前に1時間遅れの日本時間10時キックオフになることが決定した。

メキシコはエクアドル戦からスタメンの変更はなし。一方のイングランドはコンゴ戦から3名スタメンを変更。両ウイングがノニ・マドゥエケとマーカス・ラッシュフォードから、ブカヨ・サカとアンソニー・ゴードンに入れ替わった。

試合開始直後にデクラン・ライスがいきなりファールでイエローカードをもらう。ルイス・ロモがピッチに倒れるも大事には至らなかった。

最初のチャンスはメキシコに訪れる。15分に左サイドからのクロスにラウール・ヒメネスが強烈なヘディングシュート。しかし、このシュートに対してGKジョーダン・ピックフォードが見事な反応を見せ、ボールを弾き出した。

積極的にプレスを仕掛けるメキシコの前になかなかチャンスを作れないイングランド。ハイドレーションブレイク明けの26分にアンソニー・ゴードンが左サイドを突破し、最初のシュートを放つもGKラウール・ランヘルにキャッチされた。

メキシコが優勢に試合を進めたが、先制点を奪ったのはイングランドだった。36分にライスがボールを持ち出し、右サイドのブカヨ・サカにボールを渡す。サカが仕掛けてゴール前に右足でクロスを上げると、ジュード・ベリンガムが頭であわせてゴールを決めた。

イングランドはさらに畳み掛ける。得点後のキックオフから積極的にプレスを仕掛けてゴードンがボールを奪い、中央のベリンガムから右に流れたハリー・ケインにボールが渡ると、中央に折り返す。このボールをベリンガムが押し込んで、2点差とした。

劣勢だったイングランドが2点を決める展開となったが、前半はこのまま終わらない。メキシコは42分にフリーキックを獲得。ゴール前に上がったボールをエズリ・コンサがクリアしきれず、こぼれ球に対してフリアン・キニョーネスが反応。強烈な右足のシュートを決めて1-2とした。

攻撃の手を緩めないメキシコは45+3分にロベルト・アルバラドからのクロスを再びヒメネスが頭であわせるも、ピックフォードがファインセーブ。続くコーナーキックの流れからヒメネスがゴール前にボールを送り、セサル・モンテスが反応するもここはベリンガムが見事なクリアで1点ものの守備を見せた。

ハイドレーションブレイク明けに怒涛の展開を見せた前半はこのまま終了。メキシコが主導権を握るも、少ないチャンスを生かしたイングランドが2-1とリードを奪って後半を迎える。

後半に入って最初にチャンスを作ったのはイングランド。49分にスローインの流れからニコ・オライリーが左足でシュートを放つも、右ポストを叩いて追加点とはならなかった。

良い入りを見せたイングランドだったが、退場者が出てしまう。ジェレル・クアンサーがアルバラドに対して足裏を見せたスライディングタックルをすると、VARチェックの結果レッドカードに。54分という早い時間からイングランドは10人で戦うことになった。

しかし、直後にイングランドにPKのチャンスが。58分にピックフォードからのロングボールをケインが頭で落とすと、走り込んだゴードンがGKに倒される。このPKをケインがゴール左に叩き込んで再びイングランドが2点リードとした。

1人多いメキシコはここから怒涛の攻撃を見せる。ゴール前にボールを送る機会が増えると、67分にはペナルティーエリア内でボールを受けた途中出場のブライアン・グティエレスに対して、ケインが振った右足が足を蹴ったと判定されて、PKを獲得。このPKをヒメネスがピックフォードのタイミングを外す動きでゴール左へ決めて2-3とした。

ハイドレーションブレイク明けも攻撃の手を緩めないメキシコは、アルバロ・フィダルゴやギジェルモ・マルティネスといった交代選手を投入する。対して1人少ないイングランドは4-4-1のブロックを作って引いて守ることを決断。ゴール前にクロスを入れることを中心としたメキシコの攻撃をピックフォード中心に弾き返す。

後半アディショナルタイムになると攻め続けるメキシコに少し焦りも見え始める。ヒメネスやヘスス・ガジャルドがシュートを放つもゴールには至らず。最後は決死の守りを見せたイングランドが熱戦を制し、ベスト8進出を決めた。


[スコア]
メキシコ 2-3 イングランド

[得点者]
メキシコ
フリアン・キニョーネス(42)
ラウール・ヒメネス(69)

イングランド
ジュード・ベリンガム(36、38)
ハリー・ケイン(60)

[ポゼッション]
メキシコ62%
 
イングランド28%
 
中立 10%

[シュート数]
メキシコ:21本

イングランド:6本

[枠内シュート]
メキシコ:6本

イングランド:5本

[イエローカード]
メキシコ
・ホルヘ・サンチェス
・ヨハン・バスケス

イングランド
・デクラン・ライス
・マーク・グエイ
・ニコ・オライリー
・ジョーダン・ヘンダーソン

[レッドカード]
メキシコ
なし

イングランド
・ジェレル・クアンサー


メキシコ

監督:ハビエル・アギーレ

フォーメーション:[4-3-3]

GK
ラウール・ランヘル(AELリマソール)

DF
ホルヘ・サンチェス(PAOK)
セサル・モンテス(ロコモティフ・モスクワ)
ヨハン・バスケス(ジェノア)
ヘスス・ガジャルド(トルーカ)

MF
エリック・リラ(クルス・アスル)
ルイス・ロモ(グアダラハラ)
ヒルベルト・モラ(ティファナ)

FW
ラウール・ヒメネス(フラム)
フリアン・キニョーネス(アル・カーディシーヤ)
ロベルト・アルバラド(グアダラハラ)

交代出場
46分 セサル・モンテス→エドソン・アルバレス(フェネルバフチェ)
61分 ヒルベルト・モラ→サンティアゴ・ヒメネス(ACミラン)
61分 ルイス・ロモ→ブライアン・グティエレス(グアダラハラ)
79分 ホルヘ・サンチェス→アルバロ・フィダルゴ(レアル・ベティス)
81分 フリアン・キニョーネス→ギジェルモ・マルティネス(プーマスUNAM)


イングランド

監督:トーマス・トゥヘル

フォーメーション:[4-2-3-1]

GK
ジョーダン・ピックフォード(エヴァートン)

DF
ニコ・オライリー(マンチェスター・シティ
マーク・グエイ(マンチェスター・シティ)
エズリ・コンサ(アストン・ヴィラ)
ジェレル・クアンサー(レヴァークーゼン)

MF
エリオット・アンダーソン(ノッティンガム・フォレスト)
デクラン・ライス(アーセナル)
ジュード・ベリンガム(レアル・マドリード

FW
ブカヨ・サカ(アーセナル)
ハリー・ケイン(バイエルン・ミュンヘン)
アンソニー・ゴードン(ニューカッスル)

交代出場
57分 ブカヨ・サカ→ジョン・ストーンズ(マンチェスター・シティ)
75分 エリオット・アンダーソン→ダン・バーン(ニューカッスル)
75分 ニコ・オライリー→ジェド・スペンス(トッテナム
90分 ハリー・ケイン→モーガン・ロジャーズ(アストン・ヴィラ)

編集部おすすめ