前線ではオヤルサバルが決定的な働きを見せている photo/Getty Images
ティキ・タカの時代も守備の安定感は抜群だった
EURO2024王者のスペイン代表は豪華な中盤、そして新時代のエースであるラミン・ヤマルの登場もあり、どちらかといえば攻撃が武器のチームと考えられてきた。
しかし、2026W杯で目立っているのは守備の方だ。
代表監督ルイス・デ・ラ・フエンテは、チーム全員のハードワークが良い結果に繋がっていると満足気だ。
「これはチーム全体の成果だ。連帯感、ハードワーク、献身性があり、互いのために走っている。何より素晴らしいのは選手たちの姿勢だ」(『BBC』より)。
重なるのは、優勝した2010W杯だ。当時はティキ・タカが代名詞となり、ポゼッションで相手を圧倒するチームだった。しかし、決勝トーナメントのゲームは全て1-0で勝利している。ポゼッションをベースにゲームを支配し、相手に攻め込む隙を与えない。カルレス・プジョルとジェラール・ピケのセンターバックコンビも安定感抜群で、当時も守備が武器になっていた。
今大会も中盤にタレントが揃っており、ペドリやロドリを軸にゲームを支配している。加えてボールの回収が上手く、ベスト16で対戦したポルトガル代表にもほとんど決定機を作らせなかった。
この守備で16年ぶりとなる優勝に届くのか。堅実にゲームを進めるスペインを崩すのは容易ではない。

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