日経平均株価は前日比199円高の6万3,954円で取引を終えました。前日(8月3日)は好決算銘柄まで売られる全面安でしたが、この日は円安を支えに、下げの目立っていた半導体や機械、重工株が反発。

もっとも、上げは値がさのハイテク株に偏り、銀行・保険・商社などは引き続き売られました。指数はかろうじてプラスでも、中身は物色の二極化が鮮明な一日でした。



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■サマリー——日経は小反発、円安157円台がハイテク・機械を支える



日経平均は前日比0.31%高の6万3,954.49円、TOPIX(東証株価指数)は0.04%高の3,961.78ポイントで引けました。為替はドル円が157円台後半とやや円安(前日比+0.35%)に振れ、輸出・製造業の追い風となりました。



特徴は、日経平均がプラスを確保した一方で、TOPIXがほぼ横ばいにとどまったことです。値がさの半導体・機械株が上昇して日経平均を押し上げた半面、時価総額の大きい銀行・保険・商社が下げ、市場全体を映すTOPIXの重しとなりました。前日の全面安からの反発力は、円安の恩恵を受けやすい輸出・ハイテクに集中したといえます。



2026年8月4日の株価指数の変化率



2026年8月4日の東京株式市場|三菱重工・フジクラが急伸、円安で半導体・機械が反発——銀行・保険・商社は軟調

■大きく動いた主要銘柄——半導体・機械が反発、好決算の商社は逆に売られる



買われた側は、円安と前日の下げすぎの反動が重なった輸出・ハイテクが中心です。象徴的だったのが三菱重工業(7011)で7.69%高。防衛・発電など重工インフラ需要への期待が集まったとみられます。

電線・光ファイバーのフジクラ(5803)も7.88%高と、生成AI・データセンター関連として買われました。半導体ではキオクシアホールディングス(285A、+5.96%)、東京エレクトロン(8035、+3.11%)が上昇。キーエンス(6861、+2.84%)、住友電気工業(5802、+4.80%)、コマツ(6301、+2.25%)、日立製作所(6501、+2.09%)、三菱電機(6503、+2.04%)も買われました。



対照的に売られたのが、金融・商社・内需株です。三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)が2.72%安、東京海上ホールディングス(8766)が2.23%安。前日8月3日に第1四半期決算を発表した大手商社は、増収増益の好内容ながらこの日は下げ、丸紅(8002)は営業利益54.7%増という好決算を出しながら3.80%安と急落しました。決算を織り込んだ後の材料出尽くしと利益確定が出た格好です。円安局面にもかかわらずトヨタ自動車(7203、▲1.52%)が下げ、JT(2914、▲2.49%)など内需・ディフェンシブも軟調でした。



2026年8月4日の主な銘柄の変化率



2026年8月4日の東京株式市場|三菱重工・フジクラが急伸、円安で半導体・機械が反発——銀行・保険・商社は軟調
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