黒沢秋乃が手掛けるウィメンズニットブランド「オニカ(ONIKA)」がデビューコレクションを発表した。

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 黒沢は多摩美術大学を卒業後、フィンランドのアアルト大学大学院でファッションデザイン科を修了。

在学中にイエール国際モードフェスティバルでファイナリストに選出され、帰国後はニット企画会社で経験を積んだ後、ブランドを立ち上げた。

 学生時代から「Cultivate intangibles」をコンセプトに、感情や自然発生する現象など形のない事柄に価値を生み出し、後世まで大切にしてもらえるような「思いが残る」ものづくりに取り組んできたという。アアルト在学時に、フィンランド人の生活に根付いているニットと出会い、素材の選定や編み組織のデザイン、衣服としての形のデザインまでを一貫して行えるプロセスに魅力を感じ、ニットの道に進むことにした。

 2019年秋に本格的にブランドを始動させ、この春に初のコレクションを発表。シーズンではなく「#001」とナンバリングで管理し、「目の届く範囲で1点1点じっくりと取り組んでいきたい」という思いから、秋冬シーズンに年一回のペースで、型数も毎シーズン約10型ほどで構成していくという。毛玉になりにくさや肌触りの良さを考えた良質な素材を選び、メイドインジャパンで製作している。

 デビューコレクションではリブ編地のニットやスカート、ニットドレスやビーニー、カーディガンやコートなどをラインナップ。天然染料のインディゴで染め上げたタイダイのパターンは1月に出展したコペンハーゲンの国際ファッションフェア「Copenhagen International Fashion Fair(CIFF)」でも評判が良かったという。

"思いが残る"服づくりを フィンランド・アアルト大学出身のデ...の画像はこちら >>

 国内での初の展示会は3月末に3日間の日程で予定していたが、COVID-19の影響で1日のみアポイント制での開催を余儀なくされた。より多くの人に見てほしいという思いから、ECでのプレオーダーのテンポラリーショップを4月末に開設。5月6日まで受注を受け付け、一般も購入できるという。商品の配送は9月中旬を予定している。

 黒沢は「ニットウェアを中心としたライフスタイルを提案できるようなレーベルを目指したい。世の中が落ち着いたら、たくさんの人にONICAのニットを実際に見て着てもらえるように、今できることを頑張っていければ」とコメントしている。

■ 公式サイト

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