帝国データバンクによりますと、大阪府大阪市中央区でパンの製造小売りなどを手がけていた「HEP JAPAN(ヘップジャパン)」が、事後処理を弁護士に一任し、自己破産申請の準備に入ったことが分かりました。

負債総額は、債権者約40人に対し約6億6000万円に上るということです。

有名ベーカリー「パンデュース」を展開 年売上高は一時約5億6000万円に パン好きに高い知名度

【倒産】国産小麦・産地限定の野菜で有名なベーカリー「パンデュ...の画像はこちら >>

「HEP JAPAN」は、2005年12月に創業し、2012年6月に法人改組されたパン製造小売業者です。

国産の小麦粉や全粒粉、ライ麦粉を使い、産地にこだわった野菜や果物をふんだんに使用した有名ベーカリー「パンデュース」を展開していました。

パン好きの間で高い知名度を誇り、大阪市内のビジネス街にある本店のほか、大阪駅新大阪駅の構内、心斎橋の百貨店内、さらには石川県にも出店。2019年にはセントラルキッチンを開設し、同年12月期には約5億6000万円の年売上高を計上していたということです。

コロナ禍の商業施設休業や時短営業で…

【倒産】国産小麦・産地限定の野菜で有名なベーカリー「パンデュース」元運営会社が自己破産申請へ コロナ禍の時短営業や原材料高騰が響く 負債は約6億6000万円 本店は別会社が営業継続【帝国データバンク】
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しかし、帝国データバンクによりますと、その後に発生した新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、入居する商業施設が休業や時短営業を余儀なくされたことで客数が減少。2021年12月期の年売上高は約3億5700万円にまで落ち込みました。

経費かさむなか原材料価格さらに高騰 価格転嫁進まず

人件費などの固定費や原材料費がかさみ、以前からの低収益体質も重なって赤字決算が常態化し、債務超過に転落。さらに近年は原材料価格の高騰が進む一方で、価格転嫁が思うように進まず資金繰りが急速に悪化しました。

その後は複数の店舗を閉鎖するなどの経営再建策を進めてきたものの、2026年4月に事業を別会社へ譲渡した上で事業継続を断念し、今回の措置に至ったということです。

「パンデュース本店」の現在は

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なお、同社が運営していた「パンデュース本店」については、別会社である「パンデュース」のもとで、現在も営業を継続しているということです。

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