◆テニス ▽ウィンブルドン第2日(6月30日、英国・ウィンブルドン)

 4大大会23度の優勝を誇る元世界ランキング1位で44歳のセリーナ・ウィリアムズ(米国)が、4年ぶりのシングルス復帰戦で惜敗した。大会推薦出場で1回戦に挑んだが、世界87位のマヤ・ジョイント(オーストラリア)に3-6、7-6、3-6の2時間22分のフルセットで敗れた。

セリーナは、姉のビーナスと組んで女子ダブルスにも出場予定だ。「最高の雰囲気だった。ここに戻れたことが素晴らしかった。十分に味わえたし楽しかった」。

 セリーナが、2022年以来4年ぶりにテニスの聖地に戻ってきた。センターコートは、セリーナが入場すると観客は総立ち。その中で、観客の声援に惑わされないようにかヘッドホンをして入場した。

 全盛期のように、パワーを前面に押し出し、力強くプレーした。サーブの最速は時速196キロ。十分に戦えるレベルだが、さすがに4年のブランクは大きかった。第1セットの3オールから5ゲームを連続で失い、第1セットを先取された。

 それでも、簡単に引き下がらないのが、大会7度の優勝を誇る元絶対女王だ。

第2セットは追いつくと、タイブレイクで奪った。しかし、最終セットは2-1リードから4ゲームを連続で失い、復帰戦白星はならなかった。

 セリーナのウィンブルドン初優勝は24年前の2002年。対戦相手で20歳のジョイントは、まだ生まれてもいない。しかし、生きる伝説を相手に回し、現代女子テニスの代表として、センターコートでしっかり勝ちきった。

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