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いこうぜ、「味の向こう側」へ

2005年11月29日 00時00分

70噛みしたあたりで、ふいにあらわれる、ごはんの「味の向こう側」。衝撃的です。

若手漫才師「麒麟」の田村くんが、先日、テレビ番組でこんな気になる話をしていた。

彼は貧乏な生い立ちで、公園の遊具に住んだり、雑草の天ぷらを作って食ったりと様々な苦労をしてきたというのだが、そんななか、「味の向こう側」というものを発見したという。

たとえば、ごはんなどは「よく噛めば甘みが出てくる」というが、「噛んでいると甘みが出て、さらに噛んでいると無味になり、さらに噛んでいると、新しい味が出てくる。それが味の向こう側」というのが彼の説だ。
自分なんかは早食いなので、もっとよく噛まないといけないと日ごろ反省しているのだが、これは新境地かもしれない。彼のいう「味の向こう側」とは何なのか、私にも「味の向こう側」が見えるのだろうか。
スルメ、パスタ、食パン、ごはんで試してみた(一部ダンナ参加)。

まずスルメ。さすが「噛めば噛むほど味が出る」とはよく言ったもんで、100回噛んだ時点でも味はある。無味になってきたのは、繊維がボロボロしてきた160噛み地点。このボロボロをなんとか飲み込まないようにするのが、ひとつのポイントだろう。
ダンナもクチャクチャやっては崩壊、を繰り返しているよう。
口の中でやさしく転がしつつ、ボロボロを死守し続けたところ、なんと210噛みぐらいでソレは現れた。味の向こう側―無味の次の「第二次甘み」である。美味しい! だが、これも230噛みであえなく崩壊した。味の向こう側はあっという間、儚い夢のようだ。

続いて、パスタ。これは残念ながら70噛みぐらいで崩壊。向こう側どころか、無味の地点までも到達しなかった。

次の食パンは60噛みぐらいで無味の領域に入ったが、70噛みあたりで新たに「酸味」が登場。どこから来たんだ、酸味って? どことなく薄気味悪い気がしなくもないが、80噛みあたりにはそれも消失してしまった。噛み方が何か違うのか、いっぽうのダンナは200噛み近くまで保たせるという域に到達。
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