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自分の読書時間が計れるデジタルなしおり

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(写真上から)こちらが『mark-my-time』。「グリーン」「ブルー」「パープル」と3色そろっています。各1,260円(税込み)
『貼スピン』にはスピン(しおり紐)とシールが付いています。各100円(税込み)

世の中のすべての人の生活を便利にするわけではないけれど、必要な人にとっては便利なグッズというものには心惹かれるものがある。
そんなグッズを先日発見した。それは読書時間を計るためのデジタルなしおり、アメリカ生まれの『mark-my-time』。アメリカで子どもたちが毎日の読書を時間を計る目的で使っているものだそうで、ブック・エクスポ・アメリカで2004年の「Best New Product」賞も獲得し、これがなかなか賢くできている。

『mark-my-time』は「カウントダウン」、「カウントアップ」、「デジタル時計」と3通りのモードがあって、「カウントダウン」モードでは、最初に指定した時間をタイマーとしてカウントダウンしていき「0」になったところでアラームが鳴る。「30分間本を読もう」といった場合に使える。
「カウントアップ」モードは積算計になっていているので「今月本を読んだ時間の合計はどれくらい?」とか「この本を○時間で読めた」といった使い方ができる。「カウントアップ」モードと「カウントダウン」モードは独立して動くので、カウントアップで積算時間を計りながら、タイマーも使えるという優れものなのだ。そして、「デジタル時計」はちいさな時計としても使える。

このデジタルしおり『mark-my-time』を日本で輸入、販売しているのが読書グッズだけを扱っている「快読ショップYomupara」。代表の石田さんにお話を伺った。
「日本では“朝読”と言って学校で10分とか時間を決めて読書をしますが、アメリカでは読書は家庭でする宿題なんですね。子どもたちは何をどのくらい読んだかといったレポートを提出するんです。そこで個々人が読書の時間を計る必要がある、ということからこういった商品が生まれたようです。うちでは昨年の秋から販売していますが好評ですよ。これを使って急にお子さんが本好きになったという話も聞きます。昨日は何分、今日は何分読めた、とか達成感を感じるようになるみたいですね」

石田さんによると、このデジタルしおりは現在のところ日本ではサラリーマンの男性に人気なのだという。
「いやぁ、これは予想していなかったんですけど、語学習得目的で洋書を多読する方が一冊を何分かかって読めたかなどに使っていたり、管理職の方がミーティングをする時にタイマー代わり、ストップウォッチ代わりに使われてたりするようなんです」
人によって色々な使い方が生まれる、まさに必要な人にとっての便利グッズだ。

「自分で使ってみていいと思えるものだけ扱うようにしています」という石田さんの快読ショップYomuparaにはこの他にも楽しくて便利なグッズがある。図書館のように本をフィルムでカバーするブックフィルム、本の補修テープ、革装本トリートメント剤といった本格的なケア商品から読書好きのあこがれ、ベッドや布団で本が読める読書スタンド、静音グッズ、ルーペー、開いたページをキープするブックストッパーなどなど。

そんな中で特に私の心を掴んだのが『貼スピン』。スピンは本についているあの紐のこと。これはYomuparaオリジナル商品だ。
以下、商品紹介の文章。笑えます。
「はっきり申し上げて、これは『なんちゃって商品』です。本に合う長さにカットしたしおり紐とそれを押さえるシールが入っているだけです。材料さえ買ってくればどなたでも自作が可能です。ですから、この商品は「アイデアと小分けのメリット」だけを販売しているとお考えください。材料のしおり紐は最少ロットでもうんざりするほど長い巻きになっていますから」

一番の売れ筋は文庫/新書収納ボックスだそうで、こちらもYomuparaのオリジナル。本のサイズにジャストフィットする段ボールの収納Boxは蓋をあけると、中身の本の背表がすべて見えるようになっている。ダンボールは底が二重になっているため底面積と高さの比率で料金が決まるらしく、本にジャストフィットするような浅いダンボール箱はコストが高くつくので小ロットで個人が購入するのは難しい。これもありそうでなかった便利グッズ。一番売れているというのもうなずけます。石田さん、これからも快読グッズどんどん発掘してください。
(こや)

2006年6月11日 00時00分

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