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韓国の幼稚園の近未来的なアレは何なのか

ライター情報:清水2000

すべり台の余裕ある傾斜が、安心感を与える物件。まさに幼稚園の顔ともいうべき、堂々としたたたずまいである。

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大胆なデザインや色彩感覚にあふれ、歩くたびに新しい発見がある韓国の町並み。最近私が気になっているのが、新しめの幼稚園や保育園で時々見かける、近未来デザインのチューブ型すべり台である(写真)。

ポップなカラーが楽しいそれは、各階の窓やベランダから始まって、地上へとつながっている。
もしや韓国の子供たちは普段から、この中を通って下の階や外に移動しているのだろうか。だとしたら地球を守る秘密結社の隊員みたいではないか。毎日が素敵すぎである。

一方で気になるのが、その標高差。円筒で視界がふさがれているとはいえ、3階の高さからすべると思うとちょっと怖い。落下スピードは結構なものだろうし、もっと上の階からすべり降りるものもある。
特に写真の物件の場合は、3階と2階の接合点で子供どうしが衝突しないか心配だ。遊具というには、ちょっとスリルがありすぎる気がするのだが。

果たしてこれは、本当にすべり台なのか? 近所の保育園を訪れ、直接聞いてみた。
見知らぬ外国人の訪問にも親切に対応してくれた先生によると、「遊具じゃなくて非常口ですよ。普段は使いません」という意外な答え。
ファンシーで夢あふれるフォルムにだまされてしまったが、実は結構リアルな用途の施設だったのである。

私が訪れたA保育園では1カ月に1回防災訓練があり、子供たちはその時だけ、チューブからつるんと外にすべり出すということ。
なお、子供たちだけでなく、職員である大人たちもこのすべり台で脱出するという。
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ライター情報: 清水2000

ソウルを拠点に活動するトラベルライター。翻訳も少々。路上のコネタ、珍スポ、音楽と映画を求め、弘大のライブハウスから朝鮮半島の辺境、世界のコリアタウンまで徘徊中。

2009年2月25日 10時00分

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