夏祭りの季節、自衛隊の駐屯地でもお祭りが催されているのをご存じだろうか。普段、一般の人間が入ることのできないエリアが開放され、立ち並ぶ出店と盆踊りや打ち上げ花火、といったいわゆる夏祭りの定番的な風景へと変貌する。
しかし、そこかしこに迷彩服姿の屈強な男たちが立っていて、普通の祭りにはない異様な雰囲気が漂っている。正直、ただ歩いていても緊張する! だってみんなデカいんですもん。
駐屯地内には、こうしてゲートが一般開放される特別な日にしか入ることのできない売店があるのだが、この度ついにこの秘められたゾーンへの潜入に成功した!
今回足を運んだのは、7月23日開催の練馬駐屯地の「納涼盆踊り」。私が到着した19:30はお祭りのクライマックスである打ち上げ花火が行われる時間であり、初めて体感するような近距離で大きな花火を見ることができた。地元の人たちもこのお祭りを毎年楽しみにしているらしく、慣れた様子でそれぞれがお気に入りの場所にシートを敷き、大輪を見上げていた。
と、しばらくうっとりしていたら早くも場内に「蛍の光」が流れ始めたので焦って売店を探す。自衛隊祭りの終わりは早い。閉店間際になんとか売店「PX-1」に駆け込み、中の様子を伺うことができた。
迷彩カラーの衣類はもちろん、日用品、食品、書籍など幅広くカバーした品揃え。それほど大きいとは言えないスペースだが、ギッシリと商品が並べられている印象だ。
ちなみにマンガコーナーに、『ゴルゴ13』『女帝』『魚河岸三代目』『新宿スワン』など、男くさい作品が目立った気がしたのは私の先入観からきたものか。
店内では、迷彩服の隊員が、お祭りに遊びに来た家族に自衛隊オリジナルみやげを買ってプレゼントする姿があった。ここに売られているオリジナルグッズはそういった目的で作られたものなのかもしれない。
おみやげのバリエーションは豊富で、テレビでもたびたび紹介されているという「撃せんべい」「撃まんじゅう」を始め、練馬駐屯地限定の「黒糖まんじゅう」「手焼瓦せんべい」や、オリジナルTシャツなど、どれを記念に購入しようかとかなり迷ってしまった。…
