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五木が長渕を、吉幾三が千春を唄うCD

2009年10月28日 10時00分

あの曲をあの歌手が! 意外な発見と感動があります。

吉幾三の「恋」(松山千春)、五木ひろしが歌う「乾杯」(長渕剛)、それから菅原洋一の「TSUNAMI」(サザンオールスターズ)……<※( )はオリジナル歌手名>。

CDショップで何気なく手に取ったコンピレーションCD。裏ジャケットに居並ぶ曲名ラインナップを見て、クラクラした。五木が長渕やイルカを歌い、ダークダックスがオフコースを歌い、松原のぶえがユーミンを歌っているのである。どんなことになってんの? 聴く前からこれほど期待に包まれるCD、なかなかお目にかかれません。

この『本命カヴァーソング』というアルバム、「R40’S SURE THINGS!!」という、アラフォー世代をターゲットにしたシリーズの1枚で、収録されているのは以下の9組17曲。

吉幾三「恋」「時代おくれ」、五木ひろし「乾杯」「なごり雪」「無縁坂」、鳥羽一郎「大阪で生まれた女」「愚か者」、天童よしみ「旅の宿」、ダークダックス「さよなら」「22才の別れ」、北原ミレイ「涙そうそう」「秋桜」、菅原洋一「TSUNAMI」、日野美歌「片思い」「いっそセレナーデ」、松原のぶえ「春よ、来い」「シングル・アゲイン」

……どうでしょう? 誰もが知ってる大物歌手による、誰もが知ってる名曲カバーだが、なぜこの人が、この曲を? という並び。細かいことだが、名前からして出身地イメージが強い鳥羽一郎が「大阪で生まれた女」を歌うというのがまた、気になる。

CDを入手し、早速聴いてみたところ、1曲目の吉幾三「恋」から早速やられた。「新日本ハウス」のCMの「♪住ンみなれたン、ン我が家のン」でもおなじみの、特徴的な歌い方の幾三のまま、千春の曲を歌いあげている。続く2曲目の五木ひろしもスゴい。ものまねでおなじみすぎる、あのビブラートたっぷりの五木唱法で「かたぁいぃきずなにぃぃ」と始まる。最後の「ああああ~、ああぁぁ、ぁれえぇぇぇ~~」のタメがまた、絶品だ。

流麗なピアノバラードになって、超「いい声」で歌い上げられる菅原洋一のサザン。
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ライター情報: 太田サトル

学生時代からそのままフリーライター業。雑誌中心に執筆、ときどき編集。
好物=ガンプラ、パンクロック、ラーメン

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