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犬はなぜせっかくの宝物を隠すのですか

ライター情報:田幸和歌子

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どこに隠そうかな……?

寒波や大雪など、予想外に寒いこの冬。ふと思い出すのは、かつてわが家で飼っていた犬が、雪の中に一生懸命おやつやオモチャを隠していたことだ。

少し大きめのエサやオモチャをあげると、必ずクウクウと切なげな声をあげ、困った様子でウロウロした挙句、土に埋めていた我が犬。
これは「宝物」を隠す行為だと思うのだが、どの犬もやることなのだろうか。ドッグテックジャパンのエリアマネージャーで家庭犬行動セラピストの山田夏子さんに聞いた。

「野生のオオカミは、食べきれなかった肉や骨を土に埋めて隠し、必要となったときにそれを食料とすることがあります。犬はオオカミではありませんし、毎日きちんと食事を与えられていますが、それでもこの本能が働くことがあるようです」

犬の種類や年齢はあまり関係ないようだが、総じて言えるのは「物に執着するタイプの個体に多い行動」ということ。また、妊娠(または偽妊娠)したメス犬がオモチャを子犬のように大切に守ろうとして隠すような行動をとることもあるのだという。

それにしても、なぜ大事なものを埋めてしまうのだろうか。せっかく大事なものなのに。しかも、なぜ悲しそうなのか。
「大事なものだからこそ、隠そうとするのです。鳴き声をあげたりウロウロしているときは、心理的に余裕がなく、強い個体に横取りされないよう安全な隠し場所を探すことに必死なのだと思います」

「強い個体」って、私たち!? オモチャもエサもとったりしませんよ!

ところで、気になるのは、「埋めた後のお宝」のこと。
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ライター情報: 田幸和歌子

書籍出版社、広告制作会社を経てフリーに。月刊誌・週刊誌・夕刊紙などで執筆中。

2010年1月21日 10時00分

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