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日本酒の蔵元が仕掛ける、梅酒ゼリー

2010年9月2日 10時00分

プルプル食感で飲みやすいですが、度数は8%ほどあるので飲み過ぎ食べ過ぎにはご注意を。

今年の夏は暑い。
暑くて食べ物が喉を通らず、ゼリー飲料に助けられた、という人も多いはず。

なかでも特に、振って飲むタイプの梅酒ゼリーは「お酒が苦手」という人も取りこんで、随分と人気なのだそう。
今では大手メーカーを始め数多くの会社が販売している梅酒ゼリーだが、この振って飲むゼリー梅酒を大手に先駆けること早く、2007年に販売した会社がある。

その酒造会社は、明治8年に創業した福岡県久留米市の池亀酒造。梅酒の名前は「ぷるぷる ゼリー梅酒」。
このお酒、一回の仕込みにつき500本しか作られないという。

梅酒の姿形は瓶タイプで、500ミリリットル入り。
瓶の中を覗くと、黄金色の梅酒がすでにゼリー状となっている。
飲み方は、まず大きな固まりを崩すように瓶口を下に向けて「強く」1、2回振る。
残りは強く振らず瓶を斜めにしてゼリーの塊を滑らせ、その塊を壊しつつ器に注ぐのがポイント。振りすぎると液体になり、元に戻らないのでご注意を。

何故一回に付き500本しか作れないかというと、
「ゼリーには専用の製造設備が必要です。当社は小さな酒蔵なので、専用の設備がありません」
機械に頼れず多くの部分に手作業が含まれることで、結果的に製造本数が限られてしまうそうだ。
さらに専用設備がないため、冬場は手作業中に固まってしまうリスクがある。そのため製造時期は春~秋限定。売り切れてしまうことも多いそう。

気になる味といえば炭酸タイプでは無く、梅酒をそのままゼリーにしたプルプルの口当たり。完熟梅を米焼酎で仕上げているので、まるで桃のようなフルーティな風味を楽しめる。

しかしこの会社は普通酒をメインに造っている日本酒蔵。なぜ梅酒、それもゼリータイプの物をなぜ作ろうと思い立ったのだろうか。
それは「他社とは異なる梅酒を開発しようと思った」とのこと。

当時、変わった味わいの梅酒が多く販売されていた。しかし面白い味はその分、飽きられやすい。
そこであくまでもオーソドックスな味で、他にはない珍しい物を……と、生み出されたのがこの商品。
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ライター情報: のなかなおみ

いつか山の中に引きこもりたい大阪在住フリーライター。日々、野良猫との遭
遇を楽しみに生きてます。

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