8月9日にアップデートされたポケモンGO。「ブーム」などという言葉ではもはや表現できないほど広く浸透したこのゲームだが、最新アップデートにより、自転車での移動がカウントされなくなったとポケモントレーナーたちがTwitterで悲鳴をあげている。

自転車どころか徒歩でも引っかかる!? バグの「見える化」で困惑するトレーナーたち


ポケモンの卵を孵化させるために実際に歩いて移動することが求められるこのゲーム。しかし一部のトレーナーたちは、プラレールにスマホをくくりつけて走らせたり、時速10キロ以下の移動は徒歩にカウントされると聞けば自転車でゆっくり走ってみたりと、様々な工夫を凝らしてきた。それが今回のアップデートにより「徒歩」の判定が厳しくなったようで、「ポケモンGOアップデートしてから自転車で歩数増えなくなった。いったい時速何キロからカウントされないんだ」と、自転車組が壊滅の危機に瀕している様子。



また、これまでは一定の速度を超えても距離のカウントがされなくなるだけでポケモンを捕まえたりという操作はできていたが、今回から「移動速度が速いためプレイを制限しています」という注意書きが表示されるように。これは車を運転中にプレイすることを防ぐのが目的のようで、「私は運転者ではありません」という表示をタップすればこれまで通りの操作は可能だ。しかしこの注意書きにより「今、距離がカウントされていない」ということが簡単に分かるようになったため、「家ん中で速度制限出たで」「歩いてたのに注意きたんだが」というトレーナーも増加。GPSの信号を利用しているためにこのようなバグは時々起こってしまうようで、次回以降のアップデートに期待して待つしかないようだ。


マジメに遊んでいるトレーナーたちからは喜びの声!


ポケモンGOをプレイしながらの車や自転車の運転による事故は各地で相次いでおり、「当然の処置」「神アプデきたな」と、このアップデートに対する称賛の声も多くあがっている。「私は運転者ではありません」を押せば移動中の電車などでもプレイ自体は可能なため、「ちょっと面倒なだけで何もかわってないだろ」「むしろずるい奴らが減っていいわ」と、正攻法で遊んでいるトレーナーたちは今回のアップデートを歓迎している。

しかし、たとえ運転手であっても「私は運転者ではありません」をタップしてしまえばプレイできてしまうため、結局はトレーナーたちの良心に頼るしかないのが現状。これ以上規制がきつくならないためにも、トレーナーたちには自覚をもってプレイしてほしい。