一時期の業績低迷から復活を遂げつつあるマクドナルド。リオ五輪に合わせた「必勝バーガー」シリーズなど、メニューの面でもファンの心を掴みつつあるが、今度は注文システムを大改革。Twitterでも「これはいい!」と好評を博している。

マックにセルフ注文システムがついに導入!


「マクドナルドが人件費を減らし始めた…」というコメントと共にTwitterにアップされたのは、マクドナルド大森駅北口店の無人注文パネル。タッチパネルを利用してセルフで注文と会計を済ませることができるという仕組みで、「正直、これでいいっす」「これはいいかも」と評価するユーザーが多い。




「海外にあるやつと全く一緒ですよこれ!」という声もあるように、この注文システムはオランダやフランス、アメリカなどでは徐々に導入がはじまっているようだ。日本ではこの大森駅北口店のほかにも関西や中京、東北の計3店舗での実験をする予定のようで、効果を見極めつつ他店舗への導入も検討していくようだ。

ようやくユーザー目線に立てたマクドナルドに評価の声


以前から、マクドナルドの注文システムに不満を抱くユーザーもいて、「絶対スムーズに行かない」「順番で確認しないで最初から全部言えよ」と改善を求める声があがっていた。しかし、それに反してマクドナルドでは2012年にカウンターのメニュー表を廃止。これには「分かりにくい!!」と大ブーイングが巻き起こり、まさに迷走と呼ぶにふさわしい道を辿ってきた。

しかし今回のセルフシステム導入によりその評価は一転。メニューをじっくり見て選びやすくなることへの期待や、「人間に伝えるより確実だ」と注文ミスがなくなることに喜びの声があがっている。また、「コミュ障なんで、店員と顔つきあわせ無くてすむのは良いかも…」と注文の際に感じる煩わしさの解消も評価されている。

さらに、フランスでこのシステムを利用したという人からは「言葉の壁がないので非常に助かりましたね」という声も聞かれ、東京オリンピックに向けて外国人観光客も増えるこれからにまさにぴったりの改革になっているようだ。

すでに導入されている海外の店舗では、このタッチパネルを利用してトッピングを自由に選ぶことも可能なようで、その点にも期待が高まっている。他にもネットでは「suicaが使えたら使う人増えそうなのにね~」「コラボでピカチュウとかが映って接客したら面白そう」「はやく全国で導入してくれ」と要望は絶えないが、ひとまずはタッチパネル方式が受け入れられそうだ。