福建省福州市にある「パンダワールド」で7月12日正午ごろ、男性のアルバイト飼育員(20)が檻の外からパンダにエサを手渡そうとしたところ、ひっかかれるなど大けがをした。同飼育員は血まみれになり、近くの病院に搬送されたが、命に別状はないという。
7月13日付で海峡都市報が伝えた。

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 負傷したのは夏休み期間中に飼育員のアルバイトをしている男子大学生という。同飼育員が7月12日正午ごろ、にんじんを檻の外からパンダに手渡そうとしたところ、両足をつかまれた。更にひっかかれるなど攻撃を受けたため、近くにいた別の飼育員がパンダに水をかけた。

 けがをした同飼育員は直ちに近くの病院に搬送された。意識ははっきりしており、命に別状はないという。
「パンダワールド」の関係者は「パンダは温厚そうに見えるが、実は凶暴な一面がある」と説明した。写真は水風呂に入る「パンダワールド」のパンダ。2007年7月19日撮影。(編集担当:麻田雄二)

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