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事故発生は26日午前7時30分ごろ。上海ナンバーのトラックが、浙江省内の高速道路を走行中、橋脚に激突し横転した。事故発生当初は雨も降っており、消防隊は二次災害を防ぐために高速道路を一部通行止めにし、復旧作業を行っていた。
「目撃者」の住民たちも、はじめは作業を見守っていたが、どこからともなく「魚を拾いにいこう」という声が上がると、次々と高速道路に進入し魚を拾い始めた。かごやビニール袋を手に魚拾いに没頭する者も現れた。4時間後には、魚は1匹もなくなったという。
運転手たちは事故当時、車中に閉じ込められたが、消防隊によって約20分後に救出された。運転手らによると、魚を拾う人々に「やめろ!」、「持って行くな!」と懸命に叫んだが無駄だったという。「空しい願いだった」と、ふたりは力なく語った。(編集担当:金田知子)
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