日本にやって来た中国人観光客や中国人留学生が日本の社会を見て印象に残る点はさまざまだ。中には、それまで持っていたネガティブなイメージが払しょくされ、日本が好きになったという人も少なくない。


 中国メディア・今日頭条で19日、「日本に行った事がある人は、行く前とどのように考え方が変わったか」とする質問スレッドが立った。質問に対して、多くのネットユーザーが自らの考えを披露するなかで、日本に留学して半年という中国人学生が日本に対する印象を思いつく限り書き込んでいる。

 この留学生が列挙した内容は、「電車の中は静か」などのよく見聞きするものが多く含まれる一方で、日本人にとっては当たり前すぎて「どうしてそんなところで驚くの」といった事柄も少なくない。中でも最も印象的なのは銀行のATMでの発見だ。この留学生は「銀行でお金を引き出したとき、後ろの日本人がなんと自動ドアの外で待っていた」と書き込んでいる。

 「後ろの日本人」が友人なのか、順番待ちの客なのかは分からないが、いずれにせよATMを使っている人がいればその近くをうろうろしないのは日本人にとってみれば常識だ。
そこに目をつけるということは、中国では必ずしも常識とは限らないことの表れと言えるのではないだろうか。

 この留学生は他にも、イヤホンを着用して街を歩く日本人が多いこと、小学生でもスマートフォンを持っていること、店では店員のみならず客どうしのマナーも良好であること、日本で製造された商品には目立つところに「日本製」と書かれていることなどを挙げた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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