また、南米のベネズエラでも高速鉄道の建設計画があり、これも中国が受注していたのだが、原油価格の急落を背景としたベネズエラの経済危機によって計画は頓挫してしまった。中国メディアの今日頭条はこのほど、ベネズエラ国内の現状を紹介する記事を掲載し、「中国が受注したはずの高速鉄道プロジェクトも放置されている」と伝えている。
ベネズエラの原油埋蔵量は世界一とされており、原油はベネズエラの輸出の9割を占める重要な資源だ。だが、原油価格の急落のほか、政策ミスによって経済破綻の危機に瀕している。
記事は、中国人ならばベネズエラのことは誰でも知っていると指摘し、「南米の社会主義国として、かつては著しい成長を見せた国」だとしながらも、近年は経済危機に直面しているベネズエラに対し、「中国が支援を提供している」と論じた。
続けて、ベネズエラ国内のスーパーにはモノが陳列されていないとし、売り物がない状況となっていると指摘。また、経済危機によって満足な給与が支払われないため、誰も働こうとしないと主張したほか、電力供給もままならないため、ろうそくの明かりで勉強する子どもたちも多いと伝えた。
さらに記事は、ベネズエラ国内の高速鉄道関連の工場と思われる場所の写真を掲載、「もう計画は進んでおらず、工場も放置され、荒れ果ててしまった」と伝え、中国が落札した高速鉄道計画が頓挫してしまったことに悔しさをにじませた。(編集担当:村山健二)(イメーシ?写真提供:(C)Ping Han/123RF.COM)
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