記事によると、「米国人は食中毒が恐い」ので生卵を食べることはしないのだという。日本のオムライスや親子丼のように、半熟であれば海外にも似たような食べ方があるが完全な生食は珍しい。逆に言えば、生で食べられるほど高い衛生管理は、日本だからできるとも言える。
では、日本の卵はどれほど徹底した安全管理のもとで生産されているのだろうか。記事は、日本では飼料にも規定があり、各工場は飼料の安全性の確保及び品質の改善に関する法律(飼料安全法)に適合したものを使用していると紹介。その後、生産された卵はGPセンター(鶏卵洗卵選別包装施設)に運ばれ、この厳しく管理された清潔な施設内で、洗卵、乾燥、殺菌、検卵、計量、パッキングの過程を経て初めて店頭に並ぶのだと伝えた。記事は、出荷時には卵が無菌状態になっている日本の衛生管理を「世界一と言って良いだろう」と感服している。
さらに、記事が特に注目したのが卵の「賞味期限」だ。中毒を防止するために、サルモネラ菌が常温で増殖を始めるまでの期間を「生食できる期間」として設定し、卵の1つ1つにシールで明記している。実際、中国には卵の賞味期限という概念は普及していないようで、販売されている卵にはもちろん賞味期限など書かれていない。
記事は、このようにして生産された日本の卵は安全なだけでなく新鮮であり、黄身は鮮やかで弾力性があって、「手や箸でつかめるほど」だと紹介した。
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