英映画誌「Empire」が恒例の「史上最高の映画キャラクター100人」と共に、「史上最高のテレビドラマ・キャラクター10人」を発表。2013年にシーズン5をもって幕を閉じた人気海外ドラマ『ブレイキング・バッド』のウォルター・ホワイトが1位に選ばれた。


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 1万人以上がオンライン投票したという同ランキング。テレビドラマのキャラクターで1位に輝いたウォルター・ホワイトは、別名ハイゼンベルグ。余命宣告された高校教師ウォルターは、家族に少しでもお金を残そうと元教え子ジェシー・ピンクマンと共に麻薬の製造と販売に手を染めていく。ウォルターを演じた俳優ブライアン・クランストンは、エミー賞の主演男優賞を4度獲得した。

 続いて2位にランクインしたのは、2016年にシーズン6に突入する『ゲーム・オブ・スローンズ』より、ピーター・ディンケル演じるラニスター家の三男、“小鬼”ことティリオン・ラニスター。知性を武器に窮地を切り抜け、娼婦とも遊び放題。
口が乱暴な皮肉屋だが人間味に溢れる魅力的なキャラクターで、登場人物の多い同ドラマで常に強い人気を誇る。

 同ランキングでトップ10にランクインした女性キャラクターは1人のみ。チアリーダーの女子校生が夜は吸血鬼ハンターとなって戦う『吸血キラー/聖少女バフィー』のバフィー・サマーズ。映画『ラストサマー』(98)のサラ・ミシェル・ゲラーが7シーズン演じ抜いた。

 「Empire」誌発表、「史上最高のテレビドラマ・キャラクター10人」は以下の通り。(キャラクター/作品名)
1位 ウォルター・ホワイト/『ブレイキング・バッド』
2位 ティリオン・ラニスター/『ゲーム・オブ・スローンズ』
3位 ホーマー・シンプソン/『シンプソンズ』
4位 ザ・ドクター/『ドクター・フー』
5位 トニー・ソプラノ/『ザ・ソプラノズ』
6位 シャーロック・ホームズ/『SHERLOCK/シャーロック』
7位 バフィー・アン・サマーズ/『吸血キラー/聖少女バフィー』
8位 ジャック・バウアー/『24 -TWENTY FOUR-』
9位 オマール・リトル/『THE WIRE/ザ・ワイヤー』
10位 フランシス・“フランク”・アンダーウッド/『ハウス・オブ・カード 野望の階段』