沢尻エリカを主演に迎えて11年ぶりに復活するフジテレビの人気ドラマ『大奥』より新たなキャストが発表され、蓮佛美沙子浅野ゆう子成宮寛貴の出演が明らかとなった。

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 江戸時代、50年にわたる長期政権を確立し、爛熟(らんじゅく)期を生きたとされる第11代将軍・徳川家斉を支えた大奥の女性絵巻を描く本作は、沢尻が第1部で“悪女”、第二部では“聖女”という二つの異なる役を演じ分けることでも話題のドラマ。


 そして今回、<第二部~悲劇の姉妹~>編の妹役でありもう一人のヒロイン・歌に蓮佛、大奥を取り仕切る総取締・大崎局に浅野、大奥の中心で多くの女性の運命を惑わす徳川家斉に成宮が配役された。

 自分が心引かれていた家斉が姉・梅を気に入ったことで、激しい嫉妬心にかられる荒っぽい気性の持ち主・歌役に体当たりで挑む蓮佛。「歌はものすごく極端なことをしてしまう役なので、理解することは難しかったです」と苦悩をにじませるも「私も兄弟がいるので、美しくて完璧な姉を持ってしまったがゆえの嫉妬心という、周りから比べられることに対する悔しさは少し分かるかな」と共感を示した。

 オリジナル版にも出演した浅野は「第一作から出演させていただいたことは女・浅野ゆう子にとって幸せでしたし、今なお声を掛けていただき光栄です」と喜びをコメント。成宮は「一部と二部では20歳くらい違うのですが、見た目は変えず、セリフのスピードや語尾を変えたり、あとは姿勢を変えてみたり、なるべく工夫しました」と役作りを明かし、「『大奥』は普段時代劇を見ない方にも楽しんでいただける作品。今までのと一味違う大奥に仕上がっているのでぜひお楽しみください」と作品の魅力をアピールした。


 このほか、板尾創路温水洋一光浦靖子、鷲尾真知子、山口香緖里、久保田磨希が脇を固める。

 フジテレビドラマ『大奥』<第一部~最凶の女~>は2016年1月22日21時、<第二部~悲劇の姉妹~>は1月29日21時放送。