自然界にも“ファッションの秋”は訪れていたのかもしれない。ロンドンのリッチモンドパークで、ヘッドアクセさながらに草木をツノに絡ませた雄鹿たちの様子が撮影された。
実際のところは、繁みに近すぎるところを歩いて絡まってしまったのだろう。前が見づらそうな鹿もいて大変そうだが、取り除くのにはひと手間かかりそうだ。

【関連】斬新!? 角にいろいろからまった雄鹿たち<フォトギャラリー>

 海外メデイアMirrorOnlineによると、撮影したのは写真家のケヴィン・ピグニー。草木や蔦が絡まりすぎて、移動する繁みのようになってしまった雄鹿たち。どうやら一匹だけではなく、複数の雄鹿が同様の状況にあるようだ。画像では草木が重くて辛いのか、天に向かい叫んでいるような鹿の様子、また繁みと勘違いしたのか小鳥が鹿に留まり和んでいる様子などが収められている。


 この時期は鹿の発情期の真最中。この斬新な“おしゃれ”がお嫁さん募集に吉と出るか凶とでるかは不明だ。素敵な雌鹿とのご縁があるよう、幸運を祈るばかりである。