アメリカ、フロリダ州の公園で、ワニがマナティーの背に乗り移動する様子が確認された。泳ぐマナティーの上にワニが乗っている様子を野生生物保護団体職員のダナ・メンクが、画像におさめシェアした。
海外メディアUPIが報じた。

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 メンクがその写真を撮影したのは、オレンジシティにあるBlue Spring State Park。フロリダ州のフィッシュ&ワイルドライフ・コンサベーションのフェイスブックページで実施されていたマナティー写真コンテストに参加する形での投稿。

 同団体のマナティーの専門家は、ワニは実際はマナティーの背には乗っておらず、ちょうどその上を泳いでいたのではないかと推測する。「私の推測では、マナティーたちは水温が温かい場所にいたか、そうした場所を目指して泳いでおり、同時にワニは陽の当たる場所に行こうと岸辺を移動しており、そうした二匹が通りすがったのではないかと思います」と、同団体の専門家ロン・メジックはコメントしている。

 また同団体によると、マナティーはワニによって危険にさらされてはいなかったとのこと。
大人のマナティーの大きなサイズやその形から、ワニは獲物としてみなさないそうだ。